このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
JR109-1・石勝線 95年
・山線(函館本線)のC62を撮り終えて倶知安より十勝の新得駅に向う途中に室蘭で夕食を、そして苫小牧付近で辺りは暗くなり日高方面への
R235は直線で特に目印も無く暗闇を走っても走っても変化が無く、車は進んでいるのか?と錯覚を覚えるほどであった。
鵡川よりR237・R274を走行したがこの時ほど道内の広さを痛感し、やっと日勝峠を越える頃にはさすがに疲れを感じながら急坂を下りて
R38に到達ここから約10K程走り目指す新得駅には早朝4時頃に着いたが、え〜これが駅!! と疲れも半分吹き飛んだ。
・到着時は真っ暗ではあったが照明が美しく駅舎を照らし又駅前広場は広く美しく整備されていた。
空を見ると星が輝き秋空の快晴を約束してくれているようで三脚にカメラをセットしながら明るくなるのを一人待っていた。
951011 新得
・駅よりループ線の南東方面へ向う道路は北海道らしく直線で全てダートコースであり築堤を見渡すポイントに到着した。
10月になると早朝はグット寒さを増してくるようで待っている間寒かったが月が良く見えた事が印象的だった。
DD51 951011 新得・トマム
・石勝線は札幌方面から十勝・釧路方面の短絡路線として当時の夕張線紅葉山よりここ新得の間を新線建設された。
以前は滝川経由の根室本線でここへ来るにはあの狩勝峠を越えて来る路線で新得には機関区も備えられていた。
DD51 951011 新得・トマム
・有名な俯瞰ポイントの増田山へ向かう途中に道しるべと共に「熊出没注意」の看板もを見かけた。
・増田山の山頂までは車で何とか上れ、早速線路を探すが余りにも雄大で列車を追いながら確認はするが
把握しにくいほど広いのである。現在走行中の貨物は増田山麓のトンネルを抜けてS字カーブで右上の広内(信)を通り
左にループを描いてJターンして新得駅に到着する。
この山頂からの眺めは遠く十勝方面の山並みも見え素晴らしかったが、列車を待つ間は常に熊の事が気になり
物音に敏感に、そして背後から襲ってはきないだろうかとチョクチョク振り返るのであった。
DD51 951011 新得・トマム
・新得-トマムの駅間は約34Kもありその間に信号所が3箇所設けられ、全て無人であるがその信号所での交換列車は
ダイヤ上で多く設置されている。 DD511167 951011 新得・トマム
・駅南構内より一休みしての出発風景で反対側には以前存在していた機関区跡が更地となっていた。
DD511167 951011 新得
・この付近での貨物列車運行は日中より早朝・深夜が多く撮影は4本程度可能であった。 DD511167 951011 新得
・新得駅前広場には機関助手がスコップを持ち投炭しているモニュメントが飾られ、ここの機関区は旧狩勝峠の
補機仕業が主な仕業でトンネルも有り激務であったとの事が記されていた。 951011 新得
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