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33-北のD51たち(室蘭)冬①

    ・蒸気機関車の代名詞でもあるD51は1115両作られ国内最大数であり、大正生まれの96と比べれば近代的な機関車ではあるが、製作メーカや年代、配置場所などで
     個性が見られる。それほど豪雪地帯でもない室蘭本線ではあるが、冬の蒸気はやはり美しく感じられた。



       ・74年元旦は天候も快晴でよき日であった。 なめくじドームのD5115  740101 栗丘・栗山




      ・ここ栗丘-栗山間は複線でトンネルまでは築堤があり、いろんなアングルで撮影ができた。
       D511085 740101  栗丘・栗山



      ・室蘭本線の客車はC57が大半であったが数本はD51が担当していた。     740101  栗丘・栗山
       この機関車はギーゼル煙突で戦時設計である。



      ・追分よりD51104の引く820レにて栗山駅を下車した時は空は曇りであった。
       雪に覆われた線路脇を栗丘方面に向うと前方より黒煙を上げながらゆっくりとやって来た。  
       D51737 740101  栗丘・栗山
 




   

     ・小雪の降る中をラッセルしながら進む。   740101  栗丘・栗山



 

     ・この時は次のダイヤまで時間があったのでカメラにフィルム装着していると、トンネル内から走行音がして
      あわてて他のカメラで撮影したが出来は良かった。     D51414  740101  栗丘・栗山




     ・D51は1115両あるがこのD5115は汽車会社で製作され2番目(D51の誕生1番は14号)である。
      D5115  740101  栗丘・栗山



     ・真っ白な築堤を白煙をなびかせて進む。   D511085 740101  栗丘・栗山




       ・ここ苫小牧近くの勇払原野辺りでは雪も少なかったが風が吹くと体に受けるダメージは強かった。
        沼ノ端駅側の国道陸橋より左から、千歳線下り・上り・室蘭本線上り・下り。   D511120 731231 沼ノ端






     ・ここ勇払原野はさすがに何も無く一直線に伸びたレールが遥か先まで続く、遠くほのかに昇る煙は
      近づくにしたがってその全容を明らかにする。 空車とはいえ1000トンを引いて走るD51。 
      機関車右後方がウトナイト湖。   D51  731231 沼ノ端・遠浅



  

     ・原野は背丈程の草木が茂り積雪があっても、そばまで行かないと分からない。    D51  731231 沼ノ端・遠浅 
      後方の線路は千歳線下り札幌方面。 
 



      ・勇払原野のポイントへは通常植苗駅より歩いていくが、この時は横殴りの小雪交じりの強風できつかった。
       D51  731231 沼ノ端・遠浅



      ・風向きやスピードそして気温などにより煙の表情も沢山ありますね。  D51  731231 沼ノ端・遠浅
       73年の大晦日の撮影も終わり国道に出てヒッチハイク、親切な方に軽トラ荷台に乗せて頂き沼ノ端駅近くで
       降りたが、荷台には漁業の網が積まれていた。


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