このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ゲタ電101系・103系・73系
         
ゲタをはくように気楽に乗れることで名付けられたゲタ電。
その代表格が、101系、103系、73系でしょうか。
これらの車両が幅を利かせていた当時は、
あまり撮影意欲が湧かなかったほど、
都会のどこにでもみられたごくありふれた電車でした。

▲開業して3年ほどたった昭和51年3月に撮影した武蔵野線101系電車です。
競馬が終わった府中本町の駅は帰り客で混雑していました。
101系電車は当時ごろごろしていましたが、
今見ると旧国の趣も感じられて味わいがあります。





▲関西線の101系電車です。
普通電車が101系、快速電車が113系と区別されていました。
方向幕には「奈良−天王寺」とあります。
昭和53年3月王寺駅での撮影です。






▲成田駅でのエメラルドグリーン103系電車です。
写真が退色して、エメラルドグリーンなのかライトブルーなのかよくわからなくなってしまいました。
バックに73系電車千葉行きが待機中です。
すべて一昔前の光景になりました。
昭和50年9月の撮影です。






▲私のアルバムには「一日一回可部線電車が山陽本線に乗り入れるその貴重な一瞬」とありますが、
本当なのか嘘なのか今となっては思い出せません。
最後部がクモハ73の4連です。
昭和52年7月山陽本線向洋での撮影です。
後日、なかっちょ様より、写真の電車は呉線へ乗り入れていたものではないか、という情報をいただきました。







▲昭和53年に天王寺駅で撮影した、大阪環状線の103系です。
それから33年たった今でも、大阪環状線には103系が健在なのが、うれしいところです。
写真の103系は、前面二つ目ライトで冷房装置がついたタイプです。
旧型国電ほどではないですが、細部にバリエーションが見られた103系でした。





▲こちらも昭和53年に神戸駅で撮影した、東海道山陽緩行線の103系です。
一見すると大阪環状線の103系と同じように見えますが、
こちらは冷房装置がありません。

上り急行(鷲羽)を神戸で下車して撮影した早朝の電車です。
車掌のほかにはさすがに人影がありません。





▲昭和50年、急行(まつしま)の車内から撮影した浦和電車区の風景です。
当時の最新鋭通勤電車である、高運転台のクハ103の姿も見えます。
前面にステンレスの細帯を巻いて、質素な通勤電車が少しおしゃれをしているように見えました。






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