このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
キハ81 (くろしお)
・昭和35年に(はつかり)形気動車として登場しました。 ・写真は紀伊半島をぐるり一周する(くろしお)に使用された昭和49年の姿です。 ・その後昭和53年10月のダイヤ改正で全車廃車となりました。 |
▲名古屋駅で発車を待つ2D天王寺行きです。 この日は文化の日で雲一つない好天となりました。 まさに撮影日和です。 この当時キハ81は登場から15年ほど経過していましたが、 車両はよく整備され、地味な関西線ホームが華やいで見えました。 昭和49年11月の撮影で、松坂屋と名古屋ターミナルホテルのビルがひときわ高くそびえていました。 |
▲同じく名古屋駅ホームからの撮影です。 横顔は181系(こだま)形よりも武骨で、鉄道車両と言うより、プロペラの飛行機を思わせました。 |
▲天王寺方の先頭車はキハ81 4でした。 まだ出発時刻前なので車内に空席がありますが、発車後には満席の盛況となりました。 撮影日は文化の日だったため南紀への遊び客でにぎわっていました。 私も友人と多気まで試乗しました。 電車特急と変わらない乗り心地に満足しました。 特急券は200㎞まで700円でしたが、名古屋〜多気間は特定特急券の500円で乗車ができました。 キハ81の乗車はこれが最初で最後となりました。 |
特急(くろしお)編成表 昭49.11.1当時 ←特急2D名古屋行(伊勢線経由) 特急1D天王寺行→
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▲昭和52年、阿漕駅を通過する1Dです。 阿漕駅の立派な駅舎が見えます。 交換する列車はDF50牽引の客レのようです。 撮影はコニャ氏。 コニャ氏、中学時代の御作です。 |
▲キハ81は、今でも大阪の交通科学館で見ることができます。 保存車両はキハ81 3、車内も見ることができます。 前面から撮影するとぼってりとした独特な顔つきがよくわかります。 |
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