このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
個性派特急・急行
【あまぎ】【東海】【あさぎり】ほか
撮影当時、スーパーヒーローではなかったものの、 個性があって管理人が好きだった特急・急行列車を紹介します。 |
▲名門列車が次々と発着した東京駅第六ホームから撮った157系特急(あまぎ)です。 (あまぎ)は他の直流特急が181系で運転される中で、希少価値あふれる存在でした。 窓が下降式のため、雨水が内部にしみこみやすく、 腐食が進んで廃車が早く来たと聞きます。 友人からのいただきものの写真ですがいつごろ撮影されたかはわかりません。 向こうに停まっている非冷房の111系の姿を見ると昭和40年代半ばごろの姿でしょうか。 |
▲昭和51年1月山北駅に進入する御殿場行き急行(あさぎり)です。 このとき山北〜御殿場間を最初で最後のSE車乗車になりました。 撮影当時の急行列車は、直角の向かい合いクロスシートが一般的でしたから、 (あさぎり)のロマンスシートの急行列車は乗り得感がありました。 御殿場駅に着くと、女性乗務員が乗降口のドアを開け、おじぎをして見送ってくれたのが印象的でした。 側線には御殿場線の普通列車に使われていたスカ色の73系電車が見えます。 |
▲静岡駅に到着した153系(東海1号)です。 (東海)は大垣区の受け持ちで、クハ153には低窓車が入ることもありました。 さらに一時期は155系が混結されることもあり、興味を引きました。 やがて(東海)は165系に置き換えられ、最後は373系(ワイドビュー東海)にバトンタッチされていきました。 やはり(東海)はヘッドマークがないとさまになりませんね。 昭和49年8月の撮影です。 |
▲【東海】のヘッドマークをつけた姿を、老いて27000氏が撮影されていました。 オレンジ色一色の153系の低窓車の姿です。 昭和46年 小田原駅にて撮影 |
▲クハ165が先頭の【東海】の姿です。 『165系の急行「東海」。 手前に駅弁売りが入ったのが大いに気に入っております。 1971年4月、小田原駅です。 デカ目、正面には大形ヘッドマーク、ホームには駅弁売り、 電車の上にはテルハ、反対側のホームには荷物列車、そして台車。 これが正調「急行電車の駅風景」と思っております。』 と、撮影された老いて27000氏の談。 名解説をありがとうございました。 |
▲平成8年3月、急行(東海)引退の際、JR東海静岡支社で売り出された3枚組記念オレンジカードのホルダー表紙です。 東京駅でのヘッドマークをつけた美しい姿ですが、いつのころの撮影かは不明です。 まだ非冷房なのを見ると昭和43年ごろの姿でしょうか。 |
▲『根府川の橋梁を通過する下り急行「東海1号」。 あくまでも個人的経験に基づくものですが、 私にとっては、「東海」の正調と言えば、373系でもなく、165系でもなく、153系ですね。 グリーンカー2両が連結された堂々たるもの。』 と、撮影者である老いて27000氏の談。 これには、管理人も同感であります。 俯瞰写真家である老いて27000氏会心の一枚。 サロの等級帯が新鮮に私の目に飛び込んできました。 昭和46年撮影 |
▲平駅で発車を待つ上野行き(ひたち6号)です。 写真の上野方先頭車には写真でははっきりしませんが、クロ481が連結されていました。 (ひたち)は今でこそ華やかな在来線特急電車ですが、 当時は(みちのく)や(ゆうづる)が常磐線のエースでどちらかというと2番手の存在でした。 |
▲上野〜仙台間の特急(ひばり)といえば、485系電車のイメージが強いですが、 昭和52年4月の撮影当時、写真の下り(ひばり4号)と上り(ひばり8号)が青森区の583系13連で運転されていました。 一日1往復の運用なので陰に隠れた存在でした。かの有名な上野駅での撮影です。 |
▲こちらも583系の写真です。 上野〜青森間の特急といえば(はつかり)が定番でしたが、 常磐線経由で初期の(はつかり)と同じルートをたどる特急として、(みちのく)がありました。 (みちのく)は(十和田)を格上げして新設された比較的地味な列車で、昭和47年から10年間の活躍でした。 ヘッドマークがイラスト化される直前の昭和53年9月上野駅20番ホームでの撮影です。 まもなくしてこの20番ホームは東北新幹線工事のため廃止されてしまいました。 |
▲485系特急としてのイメージが強い【雷鳥】ですが、 こちらにも寝台特急始業の間合い運用として、【雷鳥】にも使われていました。 今でも健在な雷鳥のイラストマークが、 クハネ581のサイズに合うようにコンパクトに掲出されています。 車両限界いっぱいに広げられた583系の車体に迫力を感じます。 昭和58年 大阪駅にてゴンパパ氏撮影 |
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