このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

お宝その4 ロゴなしスタンプ
「ディスカバージャパン」や「一枚のキップから」、「いい日旅立ち」の文字の入らないスタンプも数多く収集しました。
管理人はそういうスタンプを「ロゴなし
スタンプ」と呼んでいます。 そんなスタンプを紹介します。中には変わり種スタンプもあります。おまけとしてご笑覧ください。          





大井川鉄道井川線井川駅のスタンプです。私鉄駅の記念スタンプで、DJのロゴが入ったスタンプは後にも先にもこれきりです。井川線は遊園地の豆汽車タイプの列車が使われ、車輌や施設は小振りに作られています。しかしスタンプは国鉄スタンプのそれよりふたまわりほど大きく、堂々としたものです。つい最近(平成17年10月)にこの駅に降り立ったところ、このスタンプは相当くたびれていましたが今も健在なのに感激しました。昭和52年5月の押印です。私は当時新川鉄道という鉄道模型会社を経営?していました。
スタンプ収集の病が高じて、とうとう模型鉄道の駅スタンプを作ってしまいました。版画用のゴム版を買ってきて、それに彫刻刀で彫り始めました。榮太楼飴の丸缶にゴム版を貼り付けて、アジシオの空き瓶を取っ手として取り付けると、立派なスタンプのできあがり。昭和54年1月のことでした。


▲期間限定のスタンプです。東海道新幹線開業15周年を記念して、昭和54年10月頃に東海道新幹線各駅に置かれたスタンプです。比較的簡単に全駅集めることができました。縦・横9㌢にもおよぶ大型スタンプで、スタンプノートにぱんぱんの大きさでした。キャッチフレーズは、「ひかりました、こだましました15年」・・・よく考えたと思います。昭和54年11月の押印です。▲期間限定のスタンプ第二弾です。新幹線博多開業5周年を記念して昭和55年3月頃に山陽新幹線徳山駅に設置されたスタンプです。キャッチフレーズは、「ひかりつづけて私は5歳」です。スタンプサイズは縦・横5㌢で、左の東海道新幹線の弟分といったところです。昭和55年3月の押印です。


New!!昭和53年7月に押印した三田駅のスタンプです。
「SL愛好会が寄贈した」とのメモがあります。
1976年に製作されたことが読みとれます。
スタンプの図案に組み込まれた三田の文字が笑わせます。



New!!東京駅はディスカバージャパンや一枚のキップからのスタンプの他に、そのときどきのイベントに応じていろいろなスタンプが用意されていました。
スタンプ収集最末期の昭和56年に押した、寝台特急テールマークのスタンプです。
東京発の寝台特急がまだ何本も健在なころです。
管理人が押した最大のスタンプでスタンプノート1ページに納まりきれず、
別の紙に押して後でノートに2ページに渡って貼り付けました。
▲東京南鉄道管理局内のスタンプ設置駅では、昭和50年前半ごろ、DJなど何もロゴのない駅スタンプが多数存在しました。昭和51年2月に押した横浜駅もその一つです。当時健在の東口駅舎がメインのデザインです。このスタンプを見た叔母は、「駅のスタンプはみんな田舎臭いけど、横浜駅のはあか抜けしているね。」と言ったことが印象深いです。



▲昭和53年10月、神戸駅新快速停車を記念した期間限定スタンプです。新快速電車は153系電車で運行されていました。当時の国鉄電車は日本全国共通、直流近郊・急行電車は湘南色という固定概念がありましたから、アイボリーにスカイブルーの新快速は、特別塗装をするだけで、新鮮な魅力にあふれていました。

▲ 昭和54年1月に押した川之江駅のものです。当時私は高知に住んでいて、四国総局のスタンプを全部集めたい一心で熱が入っていました。一見、DJなどのロゴが入らないスタンプのようですが 実はスタンプ上部に彫られていた、DISCOVER→JAPANのアルファベットがきれいに削り取られていました。昭和54年当時、DJ文字を削り取ったスタンプは、四国管内に多く見られました。DJキャンペーンが終わったための措置なのでしょうが、駅員がきれいに削り取るとはご丁寧なことです。



▲昭和55年前後、東京北鉄道管理局内の駅に設置された、何もロゴのないスタンプのひとつです。昭和54年4月烏山線大金駅で押しました。大金駅はスタンプノートの巻頭地図には 設置の表示のない駅になっていましたが、客寄せのために、特別にあつらえたのでしょうか。このころ、東北線「宝積寺」から「大金」までの乗車券が縁起のよいキップとされ、私も買い求めました。
▲思っても見なかったところで、偶然押すことができたスタンプをさらに紹介します。一つは現在廃止されてしまった、清水港線三保駅のスタンプです。
清水港線は一日一往復しか旅客列車の走らない線区として有名で、昭和55年1月2日三保から清水に向かう上り列車に乗ったとき押したものです。スタンプノート巻頭地図にも設置の表示はなくうれしいショックでした。
DD13の牽引するスハ43ブルー客車が運転されていました。



▲予土線江川崎駅のスタンプです。江川崎駅は旧宇和島線時代の終着駅でしたが、予土線として全通したあとは、単なる中間の小駅になってしまいました。
予土線は松丸駅にしかスタンプ設置の表示がなく、江川崎のスタンプを見つけたときはまたまたうれしいショックでした。
地味で小さな(写真は実物大)スタンプです。四万十川のうなぎと鮎のデザインでしょうか。昭和55年9月に押印です。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください