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全島獅子舞フェスティバル

旧暦8月15日の十五夜の日などに沖縄県各地域で五穀豊穣を願って獅子舞が行われますが、旧具志川市(現うるま市)は特に獅子に縁が深いといわれ、毎年この時期に全島獅子舞フェスティバルを開催しています。

2006年までは安慶名闘牛場で開催されていましたが、2007年からうるま市石川運動場に場所を移し開催されました。

沖縄の各地域の獅子舞の中から、毎年数団体を招待していて今年は獅子舞が八重瀬町志多伯、宜野座村松田区、西原町小那覇、浦添市内間、宜野湾市字普天間、うるま市田場の6地区、伝統芸能が琉球古武道太鼓と、うるま市勝連平安名青年会(コッケイ)の2地区の計8題が披露されました。

 

 第22回全島獅子舞フェスティバル  2007年9月30日

 

                        琉球古武道太鼓(旧石川市):和太鼓です。

 

八重瀬町志多伯獅子舞   棒術と獅子舞が披露されました。

 

宜野座村松田区獅子舞   猿(ワクヤー)が鈴(ハナハー)を持って獅子にいたずらをする光景を表現

 

西原町小那覇獅子舞  ワクヤーと獅子が舞台から下りて間近にやってきました。

 

うるま市勝連平安名青年会(コッケイ)  村の古老達であるコッケイは左手を腰にあてながら、ユーモラスな歌とコッケイな踊りで村の繁栄と平和を願いながら踊ります。

 

浦添市内間獅子舞  多彩な演技をしていました。とくに駆け足みたいな動きがユーモラスでした。

 

宜野湾市字普天間獅子舞  琉球国王尚元から村興しの神として普天間村に贈られたとされ、普天間宮で演じられています。

獅子に噛まれると縁起がいいのですが、大抵の子供は怖がります。

 

うるま市田場獅子舞  ショウジ(諸芸)と称される古武術で薙刀と槍との対戦「ナギナタの手」や他にカサやサク小を持った者と槍を持った者との戦い「ティンベーの手」や覆面をした忍びの者同士でエークとトゥザとの戦い「エークの手」が披露されました。

 

獅子舞は2人で行いますが、直立のポーズ(中で肩車する)や、転げまわる(2人同時に回転)動作などいろいろな舞があり修練が必要です。

最後の演舞・トリとなり、獅子によるカチャーシーの舞もあり、会場を沸かせていました。

 

 

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