このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

草津川のお地蔵さん

 

本屋で、「鉄道の情景」という本を見つけ、ぱらぱらと見ていたところ、おもわず目を奪われた写真がありました。

草津川トンネルを飛び出してきたC62とその横で見守るお地蔵さんです。

 

 

出典:鉄道の情景 1953〜2002 西野保行著/成山堂書店 撮影1953年12月

なお、写真転載にあたり、著者・出版元に承諾をいただいております。ありがとうございます。

この画像の無断転載はお断りします。

なお、出典もとの「鉄道の情景」については、成山堂書店のHPでご注文いただけます。

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はえたたきも懐かしいのですが、そのはえたたきと線路の間にお地蔵さんがいるのがわかりますか?

実は、わだらん、このお地蔵さんには気が付いておりまして、一度写真に収めておこうと思っていたものです。

そこで撮ったのがこの写真です。

 

 

お地蔵さん、どうも上の写真とわずかに位置が違うようです。

草津川下り線トンネルは東海道線電化後、貨物の入れ換え用として転用され改築、架線がひかれています。

その際少し線路から遠ざけられた(画面上右に寄り、後ろに下がった)ようです。

 

トンネルから223系の新快速が出てきました。音もなく、静かに、かつ高速で出てきました。

かたや、C62の牽く411列車は名古屋発広島行きの長距離普通列車ですが、

名古屋610−米原838−草津954−京都1045−1125大阪1150−2217広島と、

今の新快速とまさに世代の違いを感じます。

 

ところで、2004年3月19日夕刻、まさにこの日、この付近に背の高いフェンスを取り付ける工事が行われていました。

お地蔵さんの後ろに立つ、青ヘルメットの方が作業されており、線路に沿ってフェンスの支柱が用意されています。

今は踏切から線路にかけて、フェンスで囲われてしまったので、この位置からの撮影は難しくなりました。

もし、翌日であれば撮れなかったわけで、まさに駆け込みセーフでした。

 

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