このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
IRM
IRMは国内IC用に作られた二階建ての電車です。
1994年製造初年、1996年までに3両編成と4両編成の計81編成が作られましたが、
2002年から編成増強と編成数増の再増備がはじまり、現在は6両編成80本、4両編成47本の大所帯。
VVVF制御、160km運転可能、AC25Kv準備工事など新機軸多数ですが、サービス面では初の冷房車でもあります。
Mc車、M車とも動力台車は1つ、よって台車単位では4両編成が2M6T、6両編成は3M9Tになります。
モータは398kw/1個の強力型。
全車二階建ての堂々とした偉容のIRMです。わだらんのもっとも好きな車。
先頭車。4両編成と6両編成があり、いずれも両端Mc車です。
中間車。6両編成はMc-T-T-M-T-Mc、4両編成はMc-T-T-Mcの構成。
これは6両編成で、中間M車です。
ホームから車内を。階上、階下とも、直線の階段による乗降です。ICといっても一般車ですから、デッキ部分はきわめて簡素な作りです。
これは中間T車。平屋部分は折り畳み椅子と広場になっていて、自転車や車椅子のかたの利用スペースにもなっています。
窓の上下に線の入っている部分がロ室です。車体の割付はロ室とハ室で変わりません。
デッキと上下客室。台車は軸ばり式?わりと車軸間が短く、ちょっとちゃちに見えます。でも最高時速160km。
近鉄のビスタカー10200にどうしても見えてしまう...
フリシンゲン駅でドックノーズと。やっぱり顔つきは犬かな?でも見た角度では結構怖く見えたりします。
階上客室内。手前がロ室、後方がハ室。ロ室は1-2列の揺ったりシート。
通路ではそこそこ高さを確保しています。わだらんが頭をぶつけない程度。
オランダ人は背が高く、これでも結構かがんでいる人が多いですね。
こちらは階下のロ室。ちょっとした棚があるので、階上よりは荷物の置き場があります。
大きい荷物は座席の後ろ(ボックス向かい合わせの隙間)に入りますから、そんなに狭くはないです。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |