このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
Plan-V
1964年登場の2連車。NSの電化区間どこでも見ることのできる、いわばオランダローカルの顔。
ドックノーズはあまりに有名。
1976年まで増備が続き、V1-V13に区分されますが、外観上は大きな差はありません。(一部に小荷物用区分室を持ったものがある)
最大6編成12両までの連結が可能で、ローカルのみになった今の運用でも6連は朝夕に見ることができます。
ユトレヒトから南へのローカルではアイントホーフェンとティエル(Tiel)への併結運用があり、
ヘルダーマルセンで分割併合する姿を終日見ることができます。
支線やその他ローカル線では2両での運転も多く、大きな駅では留置線に日中休む姿を見ることができます。
最大の魅力は吊り掛けサウンド。今日もサウンド全開でオランダ各地を疾走中。
2M(Mc-Mc)、ただし、運転台よりの台車はモータなし、従って台車単位では2M2T。
150kwモータ×4、最高時速140km/h、編成番号401-438、441-483、801-965
ウイースプ(Weesp)駅で。26m車体2扉なので、日本の電車に比べてずいぶん長く見えます。
パンタのない先頭車、上の写真の反対側側面になります。
ボックスの二等室が並びます。この車は小荷物室がかつてありましたが、改造され定員80名。
フェンロ(Venlo)駅で。2+2で本線普通列車の標準的形態。
先頭一等室側。運転台の後ろにはコンパートメントが2部屋ならび、ドアを挟んでその後ろには開放一等室が続きます。
一等室と二等室の間、窓がない部分は仕切壁とトイレがあります。一等室コンパートメントは6人部屋です。
定員は一等24名+二等40名、ドア横に折り畳みの補助椅子がありますが、立ち席も含め定員には含まれません。
872編成、郵便用小部屋がついています。現在郵便室としては使用されておらず、この部分を客室に改造した車もいます。
連結面。パンタは2基あって、進行方向によって使い分けています。この上げ方だと、画面左方向へ進む形。
アルミ窓枠の光って見える部分は可動で窓を開けることができます。下の部分は固定窓。
電動方向幕が編成に一カ所ついています。
M台車。割と長い台車に見えます。どことなく近鉄KD-51に似ていませんか?
ユトレヒトからのアイントホーフェン・ティエル行き。(2+2)+2の6連。日中でも6連を見ることができます。
バールン(Baarn)駅で。ユトレヒト行き普通電車の2+2の運用で、折り返し発車まで小休止。
オランダならどこでも顔を出しますから、当然スキポールにもやってきます。
空港利用のみなさんにもおなじみの顔。
マーストリヒトにて、オランダの474とベルギーの222が並んで。
どちらも吊り掛け、2連のローカル電車。474は1970年、222は1963年で、どちらも長持ち。
ちなみに、どちらも2連でモータ4個のMT半々の電車ですが、NSの474は台車単位で2M2T、
かたやSNCB/NMBSの222は台車内での車軸単位で1M1Tの違いがあります。
開放一等室の車内。ボックス1+2列が並びます。仕切壁、トイレがあって、その向こうは二等室。
二等室もほぼ同じ(少し狭い)シートピッチのボックス席で、座席は2+2です。
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