このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ダイフェンドレヒト駅
スキポール空港へのオランダ南部からのいわば玄関口になる駅。
まだ歴史は新しく、NSの最近の駅のデザインで統一されています。
ユトレヒトからIRMに乗ってやってきました。大きな一枚屋根を乗せた明るい造りの高架駅です。
アムステルダム市街地の南東のはずれに当たります。まだ周囲は広く、田舎の雰囲気。
何せ駅が出きる前は羊がたくさんいたところですから。
駅の先に下から上がってくるように見える線路は郊外からくる地下鉄の線路です。IRMの停まっているホームは鉄道線、
ホームの反対側、架線のない線路は第三軌道の地下鉄線です。
ホームの端から駅舎方向を見てみます。2面4線で、いわゆる外側線に当たるところが、アムステルダム−ユトレヒトの鉄道線、
内側線に当たるところが地下鉄です。アムステルダム市外から鉄道でやってきて、市内へ地下鉄で向かう、シームレスサービスですね。
反対向きにエイントフォーフェン向けのICR客車が入ってきました。長い12両編成。
ホームは上下二段、秋葉原や明大前、大和八木と同じ構造です。上はアムステルダムからオランダ南部への幹線、
下のホームはスキポール空港からオランダ東部への幹線で、直角交差です。
透明なエレベータがおしゃれ。
3階ホームから2階ホームへと階段を下りていきます。
下のホームは1面2線。3階ホームの被さらないところにはガラスのドームで覆われています。
2階ホーム中央にちょっとした造形が。下の地平部分からの吹き抜け部分にあたります。
オランダの鉄道には改札がありませんから、地平か階段を上がってホームに行く、というごく普通の高架駅の構造です。
ちょっと駅自体は大がかりですが。
2階ホームと3階ホームの交差の中央部分にも同じような造形が。
この位置で突き当たりに見えているのは店舗です。日本ならいわゆるエキナカになるのでしょうが、
改札のないオランダではナカもソトもないですね。
ホーム上の店舗はパン屋、スナック屋、本屋、雑貨屋など。パン屋さんではクロワッサンやパイ生地のパン、
サンドイッチなどを売っています。日本と違って、立ち食いうどんはありません。
スナック屋の自動販売機コーナー。オランダにはどこにもある揚げ物類の自動販売機で、該当するコインを入れると、
ロックがはずれて扉が開きます。一つ扉が開くと、またロックされてしまうので、複数のものを同時に取ることはできません。
コロッケやクリームコロッケ、わだらんの大好きなフリカンデル(ソーセージに衣を付けて揚げたもの)など、いろいろあります。
1ユーロから2ユーロ程度です。
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