このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

デブレシェンの路面電車

ハンガリー東部の都市、デブレシェンの路面電車です。1997年の車が主役で、とてもきれいで明るい電車です。
1路線のみの小さな規模です。

路線の終点近く。専用軌道を走っていきます。

専用軌道区間の電停。電停といってもホームが低くて、歩道と区別がつきません。

終点の駅。商店などもあって、電停としては立派なものです。大学でも近くにあるのでしょうか?
電車はここから続いて駅へと戻ります。

ループ線をくるりと回ると再び路面電車となって市内中心部を貫通していきます。旧タイプの電車がやってきました。

電車の車内。ロングシートと一人がけクロスシートの組み合わせ。両運転台式です。
大きな窓、パステル調の明るい車内です。

車内にあったポスター。開業120年でしょうか、歴史ある電車なのですね。

デブレシェン駅前の乗車ホームにて。駅前もループ線になっていて、発着線が2本。
この電車(KCSV6型というらしい)は500〜510の11両、500が1994年、501〜510が1997年製のようです。
黄色の建物は電車運転事務所です。

電車はまず降車ホームで乗客を降ろして、その後乗車ホームへ移動します。ここは到着ホーム。
その間、電車が次々やってきて、電車がたまっています。ところてん式に到着電車に押し出されて出発していく感じ。

乗車ホームは満員御礼。利用客は多いようで、昨夜も今日もよく乗っていました。

乗車ホームにある案内板。くるりとループ線で両端がまとまったこじんまりとした路線です。
駅までくるりと乗って36分。日中も4-6分おき、と頻発。
事前購入で140Hf、乗車時車内購入で160hf、一日乗車券500hf(2006.5)と表示されています。

駅前電停から引き込み線がへろへろと伸びています。留置線には旧タイプ電車。


この483は1970年製。共産圏時代の電車ですね。

駅前留置線からさらに分岐して線路がへろへろと延びています。この先が車庫と工場でしょうか。

引き込み線側から駅の電停をみたところ。左側のコンクリートの建物は国鉄の駅舎です。

駅前のループ線の内部は芝生広場になっています。電車事務所の入り口から街へ向かう電車の背中を見たところ。
電車は信号待ちで停車中、このあとカーブして市内中心部へ、道路の中心へと出ていきます。

 

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