このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

草津川トンネル

 

03年11月、休日朝に草津川トンネルを訪ねてみました。

 

 

草津駅側からみた草津川トンネル。ちょうど上り外線を「しなの」がやってきました。

トンネルの上部、かぶり土が比較的浅いのがわかりますでしょうか。

 

 

 

 

草津川の堤防に立って北側を見てみます。ちょうど旧上り線(原型煉瓦造り)の上になる位置で、貨物引上線の跡となる

線路が残っています。かつてはここから今ひかれている線路よりななめ向きで上り本線が伸びていて、

現草津駅3番ホーム(写真にわずかに写っているホームの一番右になります)につながっていたのですね。

 

 

 

 

草津川トンネルの上となる草津川の河床。既に新草津川通水後ですので水はありません。

ちょうど鉄道トンネルの上になる部分は床がコンクリートで固められていますね。

 

 

 

今度は南側です。

かつての下り本線から転用された貨物引上線が一部保守作業用車用に残されています。

非電化の時代の写真を見ると、このあたりまわりはなにもなかったのですが、いまは線路の周囲に

しっかりと建物が迫っています。

左端に写っているマンションの新築時には、踏切からの線路路盤が工事用通路として使われていました。

 

 

 

 

西草津踏切からみた草津川トンネル

左から2番目が原型のトンネル、左側1番目は位置こそ旧下り線そのものですが、

貨物の入換のため架線がはられた関係でトンネル断面が大きく改築されています。

右側4つは現在使用中のトンネルで、電化に対応し背が高いコンクリート造りです。

しかしならんで6つもトンネルの口が開いている、って結構珍しいと思うのですが。

 

 

 

旧下り線から転用された、かつての貨物用引上線の跡地。引上両数の位置を示す「20」や「25」の標識が

まだ残っています。電化する前も、電化された後も、機関車が数量の貨車を引き連れて引き上げていたのでしょう。

ちょうどこの位置を延長すると現在の下り外線につながります。

古くはこの位置にあった線路をつばめや富士が通っていたのでしょうね。

 

 

 

西草津踏切から見た草津駅第二場内信号。

左側は外側線用で、本線が草津駅6番線、右下の現示は7番線(ホームなし)。

右側は内側線用信号で、真ん中が本線(草津駅5番)、左下現示は駅4番へ、右下現示は駅6番へ。

 

 

 

 

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