このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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(2002.11.03)
西日本鉄道北九州市内線。
何度か北九州でチンチン電車を見る機会があったが、撮影に行ったのはこれが最初で最後である。
「どこか撮影に向いた場所がないか。」と偶然見つけた折尾東口駅。
遮断機のない踏切。待合室だけのホーム。夏の日差しがコンクリートに反射してまぶしい。
僕は駅を俯瞰できる場所を探し、近くの墓地へと続く坂道に立った。
セミが鳴いているかと思えば、時折、空に轟音が響く。航空自衛隊のジェット練習機だ。
そんな時間が過ぎていく。
唸るようにモーター恩を響かせて、一両の白い電車が15から20分おきにいったり来たりしていた。
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