このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

さんぽの朝
(05.04.26)
湯布院といえば早朝の散歩である。冬の金鱗湖の朝霧も美しいが、春や夏や秋という冬以外の3つの季節についても朝はとても美しい。春は新緑の風が我が心をふっと撫で、夏はギラギラと眩しい朝日の光が目を突く。秋は散りゆく紅葉や銀杏の葉達。ぽとぽと落ちていく葉に私自身を重ねて、余計被写体に対して心を向けるようになる。

そのような朝の盆地を、私はカメラを持ってひらひらと彷徨っている。毎度入り込む地区は違うが、それは気が向かうままの“さんぽ”であって、歩ける範囲であるならば何処でもかまわない。「何だかこの路地は面白い。」と思えば角を右に曲がり、猫と目が合えば左の路地へふらふらと引き寄せられる。

そのようにして入っていった先にはとっても写真的な空間があって、そういった物を心の赴くままにファインダーで切り取って記録していく。

そのような“さんぽ”の在り方。私の写真スタイル。
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