このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

お気に入りの湯飲み
湯布院で買ってきた真っ白な湯飲みがあります。値段は忘れたけれど、守礼の門1枚で十分に購入できる値段だったと思う。

亀の井別荘の売店“鍵屋”で購入したこの乳白色の湯飲み。店内の棚にディスプレイされた物を見て一発で気に入ってしまった。親指と人差し指で挟むように持つとちょうど良いサイズであること。厚さも無く、非常に軽い。初めてこれを見たときには「もし割れたら・・・。」ということを考えて購入を見送ったのだが、湯布院を再訪した際にとっても手になじむこの湯飲みを我慢できずに購入してしまったのですね。

これははじめから酒器として使用するつもりで購入した。店には酒器として小鹿田焼の杯なども売っていたのだが、どうしてもこれが良かった。湯飲みをひっくり返すと、ローマ字で「Yufuin Kamenoyu」の表記があったからだ。何と小さな宝物であろうか。たった1つだが、“亀の井”の名が入った食器が棚に並ぶのである。・・・わくわくしつつも大と小という二つのサイズがあるうち、小を包んでもらう。私はあまり酒量も多いほうでは無かったからだ。
内面には薄く上薬が塗られており、赤、黄、灰の3色が淡く浮かび上がっている。ちなみ私の湯飲みは黄色。

この湯飲みはお湯割りで使用するには厚みが足り無すぎる。もっぱら日本酒の冷やや焼酎をストレート、もしくはロックで飲む際に食器棚から登場願っている。
>Index
(05.03.14)

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください