富士・はやぶさ 最終列車
| 風雨の中、東京へ向かう「富士・はやぶさ」最終列車です。
九州内での人身事故の影響で1時間20分遅れ。
3/14朝撮影 |
| 惜別乗車の乗客らと、手を振り合いました。 |
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廃止直前の 富士・はやぶさ
時代の流れと言えばそれまでですが・・、時々、ふと振り返りたい気持もあります。
時間を掛ける旅。
こういう列車は、残したかったです。
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東海道本線 共和〜大高
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東京〜九州寝台特急は、最後は、この1往復のみとなりました。
夕刻になると、東京駅から続々と西へ向かう寝台特急が発車して行ったのは、もはや過去の話です。
ひと昔前、春になると「集団就職」で、大勢の若者が東京や大阪に向かいました。
親や兄弟に見送られ、年端も行かない若者が、寂しさと不安を胸にしまい込み夜行列車で旅立って行きました。
「1人でぽつんと座り、寂しそうに外の景色を見つめる姿が忘れられない」
「若者が終点の東京で下車する時、「元気で・・。頑張ってな」 つい、そうやって声を掛けたくなりました」
と、ある年配の車掌さんに、聞きました。
B寝台
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私は、九州寝台特急の車内で、「集団就職で都会に来てから、いつも帰省はこれです」という高齢の利用客によく会いました。
消え行くものへの哀愁だけでなく、私はいろいろな人々の思いを乗せて走った九州寝台に、思い入れを持っています。
東京駅
| 寝台特急は子供達に人気です。 |
東京駅
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