このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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秩父鉄道 寄居駅

(北口)(南口)


駅名:寄居(よりい)
所在地:寄居町
開業日:(秩父鉄道):1899(明治32)11月8日

(東武鉄道):1925(T14)年7月10日

(JR(開業当初は国鉄)):1933(昭和8年)1月25日

駅利用者数:(秩父鉄道):3126人

(東武鉄道):4712人

(JR):946人

3社合計:8784人
停車種別(秩鉄):普通 急行秩父路号、SLパレオエクスプレス号

東武・JRはいずれも普通列車(全列車)が停車。
概要:

秩父鉄道、JR八高線(八高北線)、東武東上線という西武を除く埼玉県西部地域を支える3社が交わる結線点です。
また寄居町役場をはじめとする行政公共機関や各高校を結ぶスクールバス、本庄駅や深谷駅、東秩父村方面行きバスの発着所など寄居町をはじめとする地域の中心地に駅があります。
また、当駅は珍しく秩父鉄道が管轄しており、JRと東武は駅業務を秩父鉄道へ委託しています。
その影響もあってか、設備的には秩父鉄道がもっとも充実しておりホーム上には売店や立ち食いそば屋などがあります。(いずれも秩鉄商事営業)JR・東武は自販機のみ設置されています。
なお、西武線直通列車は当駅発着でしたが、2007年3月14日ダイヤ改正で長瀞発着に変更され、当駅には西武車が姿を見せなくなりました。
また、東武と秩鉄の直通列車(現在は廃止)や甲種回送車などは当駅の両社渡り線を利用して行われています。また2007年7月には東武と秩鉄のSLリレーイベントが行われた際も当駅を介して行われたのも特記できます。

なお、駅構造としては秩鉄、東武、JRは1面2線ずつとなっており寄居駅全体としては3面6線となり地域最大級の大きさを誇ります。なお秩父鉄道、JRは共に単線中間駅の為、行き違いの設備も兼ねています。
秩鉄、JRホーム上には屋根付きの待合室がありますが、東武のホームには待合室はなく、ベンチのみが設置されています。
また上記の通り東武と秩鉄の間には両社の渡り線が設置されており、車両間の行き来が可能で、直通時代に利用されていた以後も東武車甲種回送の際に利用されています。 




駅情報
線路構造ヤードエスカレーターエレベータートイレ
1面2線(各社)多数無し無し改札内・外


3社の線路設備を跨ぐ、長い南北自由コンコース:

当駅に唯一の南北自由コンコースです。
東武・秩鉄・JRやその他留置線等を跨ぐ為、通路は長くなっています。
なお、改札口や券売機、駅員事務室等は全てこのコンコース上にあります。
また、改札口や切符売り場を通路挟んで反対側には小さな待合いスペースも設けてあります。
3社共通改札口(秩鉄管轄):

3社共通の改札口です。なお上記の通り駅業務は全て秩父鉄道が管理しています。
写真一番右側が唯一の自動改札口で、東武鉄道専用です。
なお、3社の自動券売機からは磁気券が発券されますが、自動改札機には東武の磁気券しか通せず、秩鉄とJRの磁気券は秩鉄の有人改札口(写真左側)を通らなければ行けません。

しかしICカードの際には事情が異なります。ICカードの簡易Suica改札機はある為、JRでICカード利用の際は、JR簡易改札にタッチします。また東武をICカードで利用する場合もJRの設置した簡易ICカード改札機にタッチします。
そして東武をICカード利用する場合には、この改札口に隣接する東武線ホーム連絡跨線橋に設置された東武の簡易ICカード改札機にもう一度タッチするという、1駅で乗車(又は下車)の為に2度タッチするという一見変わったシステムが採用されています。
(なお秩鉄はICカードシステムを導入していません。秩鉄利用の際は切符が必要です。)
3社それぞれの自動券売機:

左から秩鉄、東武、JRの自動券売機です。
なお、各社それぞれの自動券売機からは各社それぞれの切符が発見されるので、利用したい会社に応じて自動券売機を選ばなければいけません。
(例:東武東上線を利用しようと思い、JRの自動券売機にお金を投入しても、東武の切符が発券できない)
寄居駅構内でもっとも充実している秩鉄ホーム:

上記の通り、秩父鉄道が管轄している為か、秩鉄のホームサービスがもっとも充実しています。
東武・JRのホーム上には自販機や待合室、ベンチ程度の設備に対し、秩父鉄道のホーム上には、秩鉄商事経営の売店のほか、立派な待合室、WC、運転事務室等があり、サービス面では寄居駅構内でもっとも充実しています。
非常にスッキリと整備された北口駅前:

こちらは寄居駅北口(JR側)です。
旧寄居中学校舎移転跡地に、新しく寄居町役場(写真中央の建物)が建設され、そのほかにも図書館や中央公民館、総合体育館など行政サービス機関があり、寄居町の中心となっています。
また寄居の中心地に相応しいくらい、ロータリー等が立派に整備されています。
古くから発展している、南口駅前:

南口側は商業の中心です。
現時あの寄居駅は橋上駅舎ですが、以前は南口にのみ駅舎がありました。その影響もあり、古くから住宅や商店があり賑わっています。

写真でも分かるとおり、ライフ寄居店を始め様々な商店があります。
なおここから200m離れた場所には本庄駅、深谷駅行きの路線バスが発着しているほか、東秩父村(鉄道が通っていない)行方面バスも発着しています。またタクシーも常駐しています。





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