このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

えりちゃんの病気

〜胎児水腫(のう胞性ヒグローマ)について〜

 

えりちゃんの場合、9割くらいの可能性で、ターナー症候群の女の子、

のう胞性ヒグローマの可能性が高いと言われていましたが

染色体検査では正常、私は特に妊娠中感染症にも糖尿病にも

なっていないし、血液型不適合もなし。双子でももちろんないので

いまいち原因がわかりませんでした。

ただ水腫は確実にそして急速に進んでいて、腹水、胸水もひどくたまり、

あと、一、二週間で心不全になることは目に見えていたと思います。

先生に渡されたほうの文献はコピーを取らずに返してしまったので

ちょっと詳細はわからないのですが、実際の頭や首のラインから

こののう胞の外側の壁までの厚みが確か3ミリ以内で止まれば

あまり障害の起こらない子を出産できる、5ミリを超えると死亡する

可能性が高いくらいのレベルだったと思いますが、うちの子は

3月18日の時点で18ミリ。そういう可能性を議論する段階では

なかったと思います。

 

胎児水腫とは:胎児の体に水がたまってしまう病気。

      免疫性のものと非免疫性のものがある。

 

免疫性胎児水腫→原因はRh式血液型不適合妊娠といって

     お母さんと赤ちゃんの血液型の相性が悪いこと。

     超音波(エコー)検査や、お母さんの血液型検査で

     わかる。

     貧血が原因で心不全になることがある。

     免疫性胎児水腫に対する治療は羊水からの検査や

     胎盤のへその緒からの検査などを行い、貧血に

     対しては超音波を見ながら赤ちゃんに輸血する。

 

非免疫性胎児水腫→原因は感染症(ウイルス)やお母さんの糖尿病

     ターナー症候群、ダウン症(どちらも染色体の病気)、

     双胎間輸血症候群(一卵性の双子特有の病気)他色々な

     ものが考えられる。

     リンパ腫や心臓の奇形などの胎児の奇形を伴うことが多いため、

     免疫性胎児水腫よりもたちが悪く、頻度も多い。

     これもやはりエコーでわかる。

     貧血が原因で心不全になることがある。

     非免疫性胎児水腫に対する治療は原因になる病気が色々あるので

     それぞれによってさまざまな方法がある。

 

のう胞性ヒグローマcystic hygromaとは:頭や首の部分に出来る

     リンパ系のかたまりで先天性に染色体異常によって妊娠6〜9週に起こる

     ものと、後天性に起こるものとがある。

     染色体異常のものでないほうは男女とも起きていて、産まれてからであれば

     手術で摘出もそんなに困難ではない。摘出した場合は障害もあまりみられない。

      先天性の場合80〜90%が胎児のうちに死亡する。

 

ターナー(Turner)症候群とは:性染色体異常による病気。

     人間の性染色体は男性はXとY、女性はXとXというもので

     出来ています。(Yが入れば必ず男になる)

     子供は男性と女性から片方ずつこの性染色体をもらいますが、

     ターナー症候群はXが一つしかなかったり、2個あっても一つの

     先が欠けていたり、いろいろな異状による病気です。

     Xだけなので女の子にしかなりません。

     この症候群を持って産まれて来る子の割合は1,000〜2,000人に一人

     しかも圧倒的に流産するので、受精卵の段階での数は

     かなりいるといわれています。

     無事に産まれて来ると症状としては背が低い、二次性徴欠如

     (乳房が大きくならない、初潮が来ない)などの特徴があります。

ダウン症とは:出生児のなかではもっとも多い染色体異常で

     常染色体異状による病気。性染色体とは別に人間には

     常染色体という染色体が22対あります。

     ダウン症はこのうちの21番目の常染色体が一本多い

     3本ある病気です。

     発生頻度は約1000の1です。

     無事に生まれる子が多く、寿命も重症な合併症がなければ

     長くなります。

     症状は人によって違いますが、鼻、特に目と目の間の部分が低い

     というみな共通した顔立ちがあります。筋肉の緊張が低下していて

     知的発達が遅れることが多いです。


     

 

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