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えりちゃんの病気 〜胎児水腫(のう胞性ヒグローマ)について〜 |
えりちゃんの場合、9割くらいの可能性で、ターナー症候群の女の子、
のう胞性ヒグローマの可能性が高いと言われていましたが
染色体検査では正常、私は特に妊娠中感染症にも糖尿病にも
なっていないし、血液型不適合もなし。双子でももちろんないので
いまいち原因がわかりませんでした。
ただ水腫は確実にそして急速に進んでいて、腹水、胸水もひどくたまり、
あと、一、二週間で心不全になることは目に見えていたと思います。
先生に渡されたほうの文献はコピーを取らずに返してしまったので
ちょっと詳細はわからないのですが、実際の頭や首のラインから
こののう胞の外側の壁までの厚みが確か3ミリ以内で止まれば
あまり障害の起こらない子を出産できる、5ミリを超えると死亡する
可能性が高いくらいのレベルだったと思いますが、うちの子は
3月18日の時点で18ミリ。そういう可能性を議論する段階では
なかったと思います。
胎児水腫とは:胎児の体に水がたまってしまう病気。
免疫性のものと非免疫性のものがある。
免疫性胎児水腫→原因はRh式血液型不適合妊娠といって
お母さんと赤ちゃんの血液型の相性が悪いこと。
超音波(エコー)検査や、お母さんの血液型検査で
わかる。
貧血が原因で心不全になることがある。
免疫性胎児水腫に対する治療は羊水からの検査や
胎盤のへその緒からの検査などを行い、貧血に
対しては超音波を見ながら赤ちゃんに輸血する。
非免疫性胎児水腫→原因は感染症(ウイルス)やお母さんの糖尿病
ターナー症候群、ダウン症(どちらも染色体の病気)、
双胎間輸血症候群(一卵性の双子特有の病気)他色々な
ものが考えられる。
リンパ腫や心臓の奇形などの胎児の奇形を伴うことが多いため、
免疫性胎児水腫よりもたちが悪く、頻度も多い。
これもやはりエコーでわかる。
貧血が原因で心不全になることがある。
非免疫性胎児水腫に対する治療は原因になる病気が色々あるので
それぞれによってさまざまな方法がある。
のう胞性ヒグローマcystic hygromaとは:頭や首の部分に出来る
リンパ系のかたまりで先天性に染色体異常によって妊娠6〜9週に起こる
ものと、後天性に起こるものとがある。
染色体異常のものでないほうは男女とも起きていて、産まれてからであれば
手術で摘出もそんなに困難ではない。摘出した場合は障害もあまりみられない。
先天性の場合80〜90%が胎児のうちに死亡する。
ターナー(Turner)症候群とは:性染色体異常による病気。
人間の性染色体は男性はXとY、女性はXとXというもので
出来ています。(Yが入れば必ず男になる)
子供は男性と女性から片方ずつこの性染色体をもらいますが、
ターナー症候群はXが一つしかなかったり、2個あっても一つの
先が欠けていたり、いろいろな異状による病気です。
Xだけなので女の子にしかなりません。
この症候群を持って産まれて来る子の割合は1,000〜2,000人に一人
しかも圧倒的に流産するので、受精卵の段階での数は
かなりいるといわれています。
無事に産まれて来ると症状としては背が低い、二次性徴欠如
(乳房が大きくならない、初潮が来ない)などの特徴があります。
ダウン症とは:出生児のなかではもっとも多い染色体異常で
常染色体異状による病気。性染色体とは別に人間には
常染色体という染色体が22対あります。
ダウン症はこのうちの21番目の常染色体が一本多い
3本ある病気です。
発生頻度は約1000の1です。
無事に生まれる子が多く、寿命も重症な合併症がなければ
長くなります。
症状は人によって違いますが、鼻、特に目と目の間の部分が低い
というみな共通した顔立ちがあります。筋肉の緊張が低下していて
知的発達が遅れることが多いです。
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