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ブルートレイン豪華九州の旅   2005年1月3〜6日

プロローグ

 2004年11月29日(月)
昨日の朝刊に、夜行寝台特急列車「あさかぜ」が来年3月1日のダイヤ改正で廃止されるとの記事が載りました。
同時に「さくら」も廃止の見通しだと。
翌日の晩、トウチャンが長男と次男を乗せてやってはどうだろうか、と切り出しました。
お金がかかります。う〜〜ん・・・。でも今乗らなかったら、もう一生乗ることはできませんよね。
そう、来年3月以降は「例え一億円積んだって乗れない」んです。
それでゴーサインとなりました。勿論長男と次男は大喜び。
次に二人だけで行かせるのか、ということですが、
トウチャンは体調(車中2泊はきつい!)と仕事の調整が大変なのでとてもついては行けないと言うので、保護者として私も行くことになりました。
実は私も乗ってみたかったんです♪♪
何しろ「ブルートレインさくら号」という絵本を散々次男に読んでやったことから、「さくら」といえば他人のような気がしないんです(笑)。
今回は中学校の冬休みが短いので1月3日の「あさかぜ」で行き、1月5日の「さくら」で6日に帰宅の計画になりました。
突然の「新春特別企画・ブルートレイン豪華九州ツアー」です(爆)。

12月3日(金)
すっかり忘れていましたが、今日は1月3日「あさかぜ」の指定席の発売日です。
10時半にそれに気付いたトウチャンから電話が来て、真っ青。
平謝りに謝ってお願いしたら、すぐにトウチャンが駅に走ってくれて個室寝台を3つ取ってくれましたが、残り4つのうちの3つだったそうです。
まだまだ先のことの様な気がしていたのですがあと1ヶ月です。
 夕食時に九州旅行の話になり、長男がポツンと「お父さんも一緒に行けばいいのに。」と言います。
最初から「腰に応えるから」「仕事を休みにくいから」と全く行く気の無かったトウチャンが、この一言で同行することになりました。
すぐに私が駅に走り、寝台指定を取りました。個室は既に満席のため、普通のB寝台下段を一つ確保。
大学受験の長女を放置しての大ツアーになります。変わった家族です。

12月5日(日)
1月5日の寝台特急「さくら」B個室の指定券を取るために、9時40分に最寄りのJR・U駅へ行きました。
3つあるみどりの窓口は一つだけ空いていてお客さんもいません。
さくらのB個室寝台を4つ、とお願いすると「はいはい、いいですよ」と気持ちよく引き受けてくれました。
ところがこの指定は4つまとめての入力ができず、一人分ずつの打ち込みになるとのこと。
まだ閉まっている窓口2つにそれぞれ係の方が座って、発売開始の10時と同時に2台のコンピュータを叩いてくれました。
一人の駅員さんがカウンターの外まで出てきて、「あっという間に埋まってしまって、ちょっと離れちゃって悪いけれど、なんとか4つ取れてました。」
とわざわざおっしゃったのには、もう嬉しくてありがたくて涙が出そうでした。本当に駅員の皆さんには感謝感謝です。
これまで色々な駅で多くの駅員さんと接してきました。
昔はぶっきらぼうだったり言葉遣いが乱暴だったりという人もいましたが、最近はどこでも親切で気持ちの良い対応をしてくれています。
でもその中でもこのU駅の皆さんの親切さは特筆すべきです。
この間20分あまり、一つだけの窓口にはお客さんの長い列ができていました。
皆さんにとってはちっともありがたくなかったのですよね。スミマセン!(汗)

12月6日(月)
1月3日の19:00に東京駅から「あさかぜ」に乗るなら、それに合わせて長野新幹線「あさま」の指定も取らなくてはいけなかったのです。
でも寝台が取れたら安心してしまって、そちらを忘れていました(汗)。
またまたトウチャンの厳しい「注意喚起」を受けて、空席案内を確認すると、最適の列車3本は既に満席。
「そうだよなあ、1月3日だものなあ。正月休みが終わって首都圏に戻るラッシュの日だよなあ・・・(嘆息)。」
ちょっと早い電車ならまだ空きがあるようなので、ネットで予約しようとしたら何故か「満席でお取りできません」だそうです。
それは多分、複数席では連続して席が取れない場合は予約を受け付けないというシステムのせいだろう、と気がついて、昼休みにU駅へ出向きました。
やはり空席がありました!その電車なら上野駅で北斗星を見たり東京駅のデパ地下で食料の買い出しをする時間がたっぷり取れます。
 後は何の指定を取ればよかったのかな?まだ忘れているのがありそう(怖)。

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