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飯田線 秘境駅の旅    2005年8月27日(土) 晴れ

その4 小和田から自宅まで

駅に戻る途中に小さな沢がありました。足場が悪いのに水辺に降りて顔を洗う長男。ふと上を見ると、鉄橋でした。
14:30頃に上り特急が通過するので、次男はそれを見るために急いで先に行ってしまいました。

汗をかいたので顔を洗う駅の下り方面の橋梁

駅について一息入れていたら、警報が鳴って下りの特急電車が通過しました。
駅舎内には木のベンチが作りつけてあり、そこに腰掛けておやつを食べました。
このときのために買ったカフェラテ♪ でも半分くらい次男に取られてしまいました。
長男は杏仁豆腐、次男はみたらし団子を食べてニコニコ。

真夏のため虫が多く、虫が苦手な長男と次男にはちょっと快適とは言い難く・・・。
ふと、事務机の引き出しの隙間から黒い大きなハチが出入りしているのに気が付きました。
注意していると何匹も出たり入ったり・・・。
引き出しの中には、タイムマシンではなくハチの巣があるに違いありません^^;;;
もう、落ち着いて座ってなんかいられなくなりました。
(註釈:超有名な某漫画では机の引き出しがタイムマシンになっています。)

14:40頃の下り特急「伊那路」駅舎内 風格があっていいが机が曲者駅舎内にあった案内板。天竜川対岸は愛知県)

帰りの電車まであと一時間。子供達は線路上をあちらへこちらへと探検して、飽きる気配なし(笑)

先ほどの橋梁は駅のすぐ近くでした3県境界駅の標識駅ホームから見た天竜川 山が深い

16:06に上り普通電車が来ました。先ほどの7人グループはこれに乗って行きました。
そして下車した人も5人。しばし秘境駅散策を楽しむのでしょう。
この時間からは1時間おきに2本の電車があるので、豊橋方面に帰るならまだ大丈夫です。

16:16分 下り電車が来ました。次の電車では帰宅が夜中の0時を過ぎてしまうのです。

16:06発 豊橋行き上り電車私たちが乗る岡谷行き下り電車は16:16発 

電車はがらがらで川側(進行方向左手)のボックス席に座れました。
やれやれ、と、くつろいで「くずきり」を食べ始める3人(笑)。
ところが車内放送で「後ろ2両は天竜峡で切り離します。先へ行く方は前2両へ」とのこと。
私たちは3両目だったため席を移動し、バラバラに座ることになってしまいました。残念!

またしても飯田でやっと1ボックスに合流。
暮れてゆく車窓の景色を眺めながら各自夕食を取りました。
次男は肉まんとおにぎり。
長男はおにぎりとカツサンド。
私はミックスサンドと残った朝のおにぎり。

岡谷着 19:55  2分の乗り継ぎで長野行き普通電車に乗り換え。
篠ノ井着21:16 今度は3分の乗り継ぎでしなの鉄道に乗り換え。
上田駅着 21:46。 22時前に無事帰宅しました。

帰りは乗り継ぎがよくて、16:16発で21:46着の5時間30分。
16時間40分の旅は退屈もせず、2、3時間毎に下車したので腰やお尻も楽でした。
(長男が北海道に行ったときは乗りっぱなしだったので 「お尻の骨が折れるかと思った」そうですが。)

真夏のため虫が多く、子供達にはそれが残念だったようです。
特に長男は、「世界中で一番嫌いな」蛾が大小取り混ぜてたくさんいたので、
「季節が悪かった。今度は真冬に来よう♪」って、おいおい、また行くつもりか ^^;;

ともあれ、夏の終わりの日帰り旅は無事に終わりました。
本当に、行って良かったです。



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