このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
松前線・江差線 1987年8月
翌年の海峡線(青函トンネル)の開業で、廃止となってしまう青函航路。 その近くで、時を同じくして、消えゆくローカル線がありました。
【松前線】 1988年2月廃止 江差線の木古内から、松前に至る50.8㎞の支線。 松前線の位置と廃止時期から、開業する海峡線との引き換え廃止、と考える人が多かったらしく、 実は自分もそうだったのですが、違ったようです。松前線の廃止は海峡線開業の1か月前でした。
車内の行き先プレート 函館を出た列車は、途中の木古内で、松前行きと江差行きに分離します。
千軒駅は松前線の中間地点
千軒駅での列車交換風景
終点の松前駅 2年振りの再訪でした。
2年前は乗り潰しだったので駅から離れませんでしたが、今回は撮影に出かけます。
雨の中の撮影で、暗い写真になってしまいました。
次の列車が来るまで、松前城と松前神社を観光しました。 雨が止み、今度はもう少し明るく撮れました。 車窓からの松前城
松前付近の沿線風景
【江差線】 函館本線の五稜郭から、江差に至る79.9㎞の路線。 松前線が分岐する木古内から江差まで(枝の部分)の輸送量は、実は廃止になった松前線を下回るものでした。 しかし、輸送量の多い五稜郭から木古内まで(幹の部分)が「江差線」だったために、江差線は全線存続しました。 名称が路線の運命を分けてしまった例として有名です。
終点の江差駅 ここも2年振りの再訪でした。
廃止になる松前線は2両だったのに、存続する江差線は1両でした。
記 この旅行で北海道に滞在した4日間は、連日曇りで、時には少し雨が降りました。 行きも帰りも晴天だったのに、ここで良い写真が撮れなかったのが、とても残念でした。 そんな思いから、次の冬休みに、またここへやって来るのでした。
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