このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

  

 

 

 

 冬のコッツウォルズ紀行

2009年2月

 

この旅は、日本人2人とイギリス人3人の計5人で行動しました。

16年振りという大雪が降った数日後で、きれいな雪景色に恵まれました。

 


 

 ロンドンのパディントン駅から鉄道で約1時間、友人が住むウォリンフォードという街で集合しました。

パブで再会を祝してテキーラを一気飲みし、フランス料理店に席を移してコースを食べました。

  

スコットランド産のアンガス牛ステーキ この店のスタッフは皆フランス人でした。

 

その晩は友人宅に泊めてもらい、翌朝1人で散歩に出かけました。

 ウォリンフォードの中央広場

    

中央広場の裏手にある教会 右の写真のは座布団でしょうか?

 

帰宅して朝食をご馳走になりました。

一口サイズに切ったリンゴやミカンやブドウをゴロゴロ混ぜて、ヨーグルトをかけて食べます。

イギリスの料理はとにかくシンプルかつ大胆です。

  

 【左】 スッキリしたキッチン  【右】 葉巻をもらって吸いました。

 

ウォーキングに誘ってもらいました。

足元の凍る街路地を抜けること10分くらい、あのロンドンに至るテムズ川の中流河畔に出ました。

  

悠々と流れる水量豊富なテムズ川、カモやアヒルとも出会えて心癒されます。

  

【左】 オックスフォード大学カヌー部  【右】 先導してくれる友人と彼女

 約1時間程のウォーキングは、とても健康的な体験でした。

イギリス人が、日本人よりも自然に近いところで生活しているのを感じました。

 


 

車でコッツウォルズへの旅に出ました。

  

最初に訪れたのは世界遺産にも登録されているブレナム宮殿。

  

広大な敷地、壮麗な宮殿でしたが、残念ながら中には入れませんでした。

 


 

次は、ボートン・オン・ザ・ウォーターという町を訪れました。

  

町の中心を流れる浅い川、川に架かる背の低い橋、絵になる風景です。

  

左の写真のパブで、遅い昼食を取りました。

  

右の写真の店で、妻に置物の土産を買いました。

 


 

次は、バーフォードという町を訪れました。

予約してあるマナーハウスにチェックインしてから町に出ました。

※ マナーハウスとは、荘園制度時代の地主の邸宅を改装したホテルのことです。

  

マナーハウスのロビーと部屋

  

バーフォードのメインストリート  バーフォードは坂の町です。

  

ウィンドウショッピングをしながら、坂を上から下へと下っていきます。

  

幾種類ものチーズ  私は勧められてピクルスのジャムを買いました。

  

坂の下まで来ました。夕暮れに包まれてゆく町並みがとても綺麗です。

  

暖色の明かり灯り、古い建物が良い雰囲気を醸し出します。

  

手作りのアクセサリーも見ていて飽きません。

 

 さて私達は、観光客の来なさそうな地元のパブを探して、裏路地を探索しました。

そして客が誰も居ない、1件のパブに入りました。

  

食事のメニューを尋ねたところ、昔からの本当のパブは飲み物だけで、食事はしないんだと説明されました。

それでもポークパイだけはあるそうなので、小腹の空いた私達はそれを食べました。

  

後から入ってきた家族客が、店の奥でゲームを始めたので見に行くと、終わってから親切にやり方を教えてくれました。

バービリヤードというそうで、1ポンド投入してゲームスタート、順番にショットし、球が入った穴により得点を競います。

フィールド上に立っている棒を倒したら失格、制限時間が来たら終わりです。

 いつの間にか暖炉の前では、犬を連れた老夫婦がビールを飲んでいたりして、期待通り地元のパブでした。

 

 それからレストランで食事をして帰りました。

しかしポークパイで案外お腹のふくれた私には、もうレストランの食事は食べきれませんでした。

美味しいけど食べきれない!もったいない!残念!

静まり返った夜のバーフォード

 

 マナーハウスの朝食はビッフェ形式でした。

  

オレンジジュースを飲んでから、お好みのジャムをつけてパンを食べます。

そしてハム・ソーセージ・目玉焼き、朝からしっかり食べて紅茶で締めくくるのが英国式です。

  

泊まったマナーハウス(GATEWAY)の外観

 

再び町へ、昨日は閉まっていた土産物屋や、暗くてあきらめた教会に足を運びました。

  

今日も天候に恵まれ、遠くには富良野のような波状丘陵が見えます。

  

町の教会、礼拝中でした。

 


 

次は、ストウ・オン・ザ・ウォルドという町を訪れました。

コッツウォルズで最も標高の高い町で、アンティークマーケットでも有名だそうです。

  

町の中心、ここでお爺さんが滑って転んで皆で起こしました。心配しましたが大丈夫でした。

  

左の写真のゆるい坂で、今度は自分が滑って転びました。尻モチはついてもカメラは守りました。

  

ヤギの吐息でガラスが曇ってます。

 


 

ブロードウェータワーに寄りました。

見晴らしの良い丘の上で、存在感たっぷりの建築物です。

2階以上は有料。もったいないので登りませんでした。

  

1階は土産物売り場になっています。

子供にタワーの写真のマグネットを買ったのですが、喜ばれず、今は冷蔵庫で使用されています。

 


 

次は、チッピング・カムデンという町を訪れました。

昔の面影が残る町並みは「王冠の中の宝石」と称されています。

  

この辺りの黄色っぽい石をコッツウォルズストーンと呼ぶそうで、町全体が黄色っぽいです。

    

遅い昼食を取りました。

夜は友人の実家に招かれているので、軽く済ませるつもりがお腹一杯になってしまいました。

 


 

次は、ストラトフォード・アボン・エイボンという町を訪れました。

今更ですが、何故こんなに町の名前が長いのでしょうか?

  

 奇抜なデザインの古い建物、少し傾いている建物もあります。

シェイクスピアの生家  一室一室警備員が立ってました。

 

シェイクスピアにより大きくなった町で、商店街はもちろん劇場まである商業都市でした。

個性と風情に満ちた田舎町を巡ってきた後で、この町に惹かれるものはありませんでした。

 


 

夜は友人の実家に招いて頂き、夕食をご馳走になりました。

  

ローストビーフはイギリス伝統料理のひとつ。グレイビーソースという肉汁をかけて食べます。

そして肉の上のパンみたいなのはイギリスの家庭料理のひとつ、ヨークシャープディング。

この組み合わせが定番中の定番だそうです。

デザートに手作りケーキ、しかも2種類。

イギリス人は胃袋が違います。本当によく食べます。

 

友人宅を辞して、夜遅くロンドンに帰りました。

こんなに食べてばかりの贅沢な旅は初めてでした。

 


 

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