このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

  

 

 

 セブンシスターズの断崖探訪

2009年2月

 

イギリス南部の海岸には、石灰石の白い崖(ホワイトクリフ)が多く存在します。

大きな崖が7つ連なる所が、7人の修道女に見える事からセブンシスターズと呼ばれ、

絶景と同時に自殺の名所としても有名です。

訪れた日は、今にも雨が降りそうな、あいにくの天気でした。

 


 

 

旅はロンドンのクラッパム・ジャンクション駅から始まります。

 

終点のイーストボーン駅まで約1時間、緑一面の車窓が続きます。 【右】早くもホワイトクリフ

 

 イーストボーン駅 ホームにカモメがいました。

この旅は、ロンドン在住の日本人と6人で行動したので、移動には中型のタクシーを使いました。

 


 

 最初のスポットでは、海岸に降りて断崖を下から見上げます。 50m位あるのでしょうか?

 

 東に向かってかなり歩くと、遠くの海上に灯台が見えてきました。ここで引き返します。

 丸い石灰石、波に洗われて丸くなったのでしょう。触ると手が白くなります。

 

【左】 白亜の断崖がずっと続いています。  【右】 石灰石の大地をワカメが被ってます。

 

 

小さなパブでひと休み、冷えた体を暖炉で暖めます。

 

再びタクシーで移動して、次のスポットは丘の上の灯台です。

この灯台、年々崖が崩れて後退してくるので、それに合わせて位置を何度も変更しているそうです。

近くで写真を撮り忘れましたが、現在も移設工事中でした。

 

丘の上に通ずる道で、振り返ると絶景! 先ほど遠くに見えた海上灯台が近くに見えます。

雄大な景色です。

冬の曇り空でこれですから、芝生が青い時期の晴天には、青と緑と白のコントラストが素晴らしいことでしょう。

それにしても、こんな表示があるだけで柵が全くありません。

何でも責任転嫁する日本と違ってあっさりしてます。

 

 

次のスポットまでは2㎞くらい?歩きました。 こちらを見てくれる牛がいました。

 

灯台の反対側まで来ました。 大小の十字架は親子でしょうか?

夕暮れです。これで断崖探訪は終わりです。

 

レストハウスに入って、アイリッシュコーヒーを飲みました。

アルコールも入って体が温まり、最高に美味しかったです。

 

その後、外が暗くなるまでワインを飲み、

タクシーで移動して駅前のパブでまたワインを飲み、

夜遅くロンドンへ帰りました。

 


 

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