このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2009年 ハミ・白銀


 2000年から始まった年末の中国詣も今回で10回目となりました。その間、現役蒸気もすっかり減少し、ごく一部に残るだけとなってしまいました。今回は数少ない現役蒸気が残るウイグル自治区のハミと昨年に引き続き甘粛省白銀を訪れました。



ハミ(12月27日〜28日)

快晴、無風の好条件のもと、プッシュプルがやってきました。期待通り2台とも真上に白煙を噴きながら素晴しい姿を見せてくれました。


露天抗ではひっきりなしに貨物列車が縦横に行き交い、いくら見ていても飽きません。


大陸の美しい夕日に建設型のシルエットが見事に浮かび上がった感動の一瞬です。



早朝の南駅には各方面に向かう貨物列車5本と職員運搬用列車1本を合わせ、6本の蒸気列車が並びますがなかなか全部を画面に入れて撮影するのは難しいようです。



2日目のプッシュプルはカーブ区間で狙ってみました。珍しく上遊型が先頭に立っています。



2日目の2本目のプッシュプルですがこの頃になると背後に天山山脈が見えてきました。


2日目の夕方になると天山山脈をはっきりと見ることが出来、ラッキーでした。


白銀(12月29日〜30日)

午後の深部行369次。白銀は基本的に北に向かって線路が走っており、光線状態はよくありません。



深部から下りてくる362次は逆向き牽引となります。駅発車以外はほとんど力行しません。

朝一番の深部行357次は陽の短いこの時期、撮影はぎりぎりとなります。山陰からまだ太陽が顔を出さない8:10、無風のなか、白煙を線路の孤に沿ってそのまま残しながら眼前を上遊客車が通過していきました。


客車列車に続く貨物列車を同じ場所から狙いました。やや風が出てきて煙が流れました。


六公里を発車する369次。三冶煉往復の客車列車は返しが正向きとなります。


351次が通過する18:30になると、陽はすっかり暮れてしまいます。デジタルカメラの性能を信じてISO3200で無謀にも撮影してみましたがやはりちょっと厳しいようでした。客車の明かりがもう少し明るければよかったのですが…


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