このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

D51498大変身

 5月末からの中央線甲府−小淵沢間運転に備え、D51498は鷹取式集煙装置に後藤デフという出で立ちに大変身を遂げた。現役時代の1番違い、D51499に準じたスタイルである。
 C57180が門鉄デフを装備した時も驚きであったが、今回はマイナーなスタイルの再現にさらに驚きであった。さまざまなサプライズを提供してくれるJR東に感謝したい。
 大変身を遂げたD51498はゴールデンウィークに上越線でお披露目され、2010年5月5日に訪問してきた。


初めて目にする変身D51498に大感激!今までとはまた違った魅力を感じます。

これでドーム後ろに重油タンクが付けば申し分ないのですが…

集煙装置は鷹取工場式である。(厳密には鷹取式を改造した後藤式かとの見方もあるが、取付足が6本のようにみえるので鷹取式でよいか?)長野工場式と比べると前部に空気取入口がないのが特徴である。上部開閉板は本来エアー作動だが、D51498に装備された集煙装置は手動テコで作動する。

特徴ある後藤デフ。D51499のデフは前部下のカーブがもっと大きく、それにつれて前部ステーのカーブももう少しきついようである。また後藤工場標準車の証である動輪マークはもう一回り大きく「GT」と入るが、緑字「JR」はご愛嬌というところか。

キャブのナンバープレート下にも「鉄道省鷹取工場」の楕円形銘板が取り付けられた。

現役時代、山陰本線保津峡を走るD51499。昭和45年3月

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