このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2011年夏 インドネシア


 3年振り、3度目のインドネシアシュガートレインを撮影してきました。フィールドに出る蒸気機関車はかなり減ってしまったとはいえ、まだまだ元気にインドネシアのサトウキビ畑を走り回っていました。


【Pangka】

昼休みになると稼動機3両すべてが機関区前に戻ってきて3両が並びます。良く観察すると少しずつ細部が異なります。



運が良いと工場内の複線区間を蒸気列車2編成が併走します。この時は残念ながら左の列車は止まっています。


Panghaでの最大の目的はこの夜の花火です。この時は2台の蒸気機関車が並び、見事な花火風景が実現しました。



普段は工場から出ない列車ですが、この時はチャーター列車を仕立ててフィールドを走行しました。

【Sumberharjo】

Sumberharjoはインドネシアでも数少なくなったフィールドへ出て行く線区を数多く抱えている地区です。終点からサトウキビ畑の末端へローリーを運ぶのは水牛の仕事です。


朝の機関区にはほんのひと時、日が差込み幻想的な光景となります。


念願だった夕日と蒸気の写真を撮影することができました。


フィールドからの発車を待つ間、花火が上がります。前照灯がバッテリー不調で点灯せず、ランタンが灯りました。



上の列車を追いかけました。物凄いブラストと火花、凄まじい迫力で眼前を通過していきました。ISO6400で辛うじて撮影。

【TasikMadu】


TasikuMaduは何といってもこのナローらしからぬ大形のキュウロクもどきが人気です。運よく夜景撮影に成功。以前は台枠が黄色だったが赤になっていました。


稼動機はこの5号機とキューロクもどき6号機の2両のみになってしまったようです。

【Solo】
 既に廃線となってしまったSoloの市内線ですが、何と蒸気列車をチャーターすることができました。機関車と客車はアンバラワから持ってきたものです。ちょうど朝のラッシュアワー時となり、列車の前後に白バイが付き、道路には多くの警察官が交通整理にあたるなど、大変な騒ぎとなりました。
列車はほとんど汽笛を鳴らしっぱなしで下が、久しぶりに走る蒸気列車をほとんどの町の人々は笑顔で見送っていました。

専用軌道から併用軌道に出るところです。警察官が多くのバイクや車を止めています。

しばらく併用軌道を走行します。汽笛はほぼ鳴らしっぱなしです。

銅像は独立時の英雄だそうですが名前は忘れました。

【通勤電車】

朝のGambir駅にて。念願だった屋根に人がいっぱい乗った通勤列車の撮影ができました。それにしても感電の危険性はないのでしょうか?

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