このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

廃止間近、樺南鉄路  (2011年5月1日)


 廃止の噂がいつも絶えない黒龍江省、樺南鉄路であるが石炭最後の積み出しが行われるとの情報を得て5月1日に訪れた。ところが通信線が切れたため最大でも1日に一往復しか運転できない状況となり、30日から当面運休となってしまっていた。
 やむなくチャーターをお願いしてフォトランを実施することになった。



下樺を過ぎると、この辺りから線路は大きく右へカーブする。羊がのんびりと放牧されていた。

このあたりからそろそろ勾配がきつくなっていく。

もうすぐ駝腰子に到着する。

駝腰子を過ぎると風景が一変し、山中へと入っていく。

サミットまであと一息。

立新で休憩した後、樺南へ向けて折り返し出発する。牛がのんびりと草を食んでいた。

樺南でのお気に入り撮影地。本来であれば後補機まで収められる数少ないポイントの一つである。

サミット直前のSカーブを登る

枯れ木に鳥の巣を見つけたのでアクセントに入れてみた。

ちょうど羊の群れが通りかかった。夕日に影がのびて何とも言えぬ良い雰囲気となった。

昼間は曇っていたが、最後に陽が顔を出してくれた。この時ももう少し遅れると雲に隠れてしまい、間一髪であった。
樺南での最後を飾るに相応しい夕日ショットとなった。

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