このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

凍冬集通2004(12月27日〜30日)

秋に集通熱水を訪問した時は東風が4両配備されたばかりで東風がやってくる確率は3割でした。それからわずか2ヶ月、勢力はすっかり逆転し熱水では前進牽引の貨物列車は日に1〜2本、時には1本も来ないという惨憺たる状況になってしまいました。
大板ー査布嗄や好魯庫以西ではもう少し活躍は見られそうですが熱水では間違いなく最後の冬になりそう
で寂しい限りです。

12月27日 赤峰から好魯庫へ直行。早朝の机務段はー30℃になりダイヤモンドダストが舞っていました。
大板に比べると照明が暗くかえって雰囲気があり、結構気に行ったバルブ撮影が
できました。

カウキャッチャーの周りにこべり付いたツララ。

動輪も排気で凍っています。

12月27日 西日を浴びて好魯庫から西へ向かう貨物列車。この日は結局力行列車はこの列車1本だけでしたが陰る寸前にすばらしい光景を目のあたりにして満足でした。

12月28日は熱水から撮影を開始するも期待した重連予定が何と貨物なし。熱水は早めに切り上げ再び
好魯庫へ。単機牽引ですが西行き貨物の力行シーンを心行くまで堪能できました。通過後、感激のあまり
メンバーと歓喜の抱擁をしてしまいました。 

12月29日 朝の情報でこの日唯一の重連を早朝から経棚の丘の上で待ち、ようやく来たと喜んだのもつかの間、やってきたのは貨車僅かの6両の「工臨」。「うれしさも中くらいなり経棚丘」

12月29日 おなじみ六地溝のS字カーブです。もう見納めになってしまうのでしょうか。 

12月30日 この時期客車の撮影は林東以東に限られてしまいます。しかし冬は煙の出方が格段に違い朝日に輝く白煙は感動です。通過直前、朝食の支度のための煙が一時は線路を覆ってしまい冷や冷やしましたが風向きが変わり何とか押し戻してくれました。東行きの装飾カマ牽引は初めて遭遇しました。

12月30日 王家湾Ωカーブからやや西よりの直線を俯瞰しましたが衛門廟はるか手前から煙が見え始め
なんと約1時間に亘って見渡すことができました。風が強く煙が流れてしまったのは残念です。 

早朝の民家から朝食準備の煙が立ち登ります。風がないと
煙が上空に立ち込め幻想的な眺めとなります。

好魯庫の村で見かけた看板。「??」解説はしません…

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