このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


インドネシアのシュガートレイン



 インドネシアでは砂糖きび収穫時期になると砂糖きびを畑から製糖工場へ輸送するためにシュガートレインが活躍します。最近ではトラック輸送やDLに切り替えられたところも多くありますがそれでもまだ現役でナローの蒸気機関車が元気に各地で活躍しています。
 今回、中国以外の海外では初めてインドネシアにこのシュガートレインを求めて2007年8月11日〜16日に訪れました。
数10年前とほとんど変わらない光景に大感激でした。


1.オレアン
 1号機,4号機,7号機の3両が稼動していました。タイプはいずれも同じでアウトサイドフレームのD型タンク機+テンダー?というスタイルです。今年はバゴスが不足しており、燃料はすべて薪を使用していました。




8月に田植え風景が見られるとは思いませんでした。今年2回目の田植えでしょうか。
日本では見られないカラフルな蓑笠が印象的でした。
背後の山、名前はわかりませんが良いアクセントになりました。

夕日を浴びて発車を待つ4号機。キャブ前に鐘が付いており、揺れに応じてのどかに鳴り響きます。



早朝のオレアンの機関庫の斜光が差し込み、幻想的な雰囲気を醸し出します。




是非とも撮影したかった「花火バルブ」
日本では決して見ることの出来ない光景です。


2.アッセンバゴス
 テンダータイプの10号機、タンク機+テンダーの11号機、2両が稼動していました。10号機はアウトサイドフレーム、11号機はノーマルなインサイドフレームです。




川で水牛がのんびりと水浴びをしていました。


小さな橋を10号機が渡ります。空が高く南国らしい雰囲気です。





やしの木をバックに走る砂糖きび列車。いかにも南国らしいワンカット。




キャブの間に黄金色の夕日が沈みます。めったに遭遇できない奇跡の一瞬にシャッターを押す手も震えました。


3.センボロ
 ほとんどDL化されており、マレー機の15号機とCタンクの29号機の2両のみ火が入っていました。倉の中には大量の蒸気の廃車体がおいてありました。



外見は普通の蒸気機関車とあまり変わりませんが実は初めて見る珍しい無火機関車。
前のバルブから蒸気を入れてその動力で動きます。
当然のことながらキャブ内に焚口戸はなく、火室もありません。煙突からは煙ではなく排気が出てきます。
2号機、3号機の2両が元気に入替用として動き回っていました。


マレータンク機の15号機。次位の貨車には燃料の薪とバゴスが、次々位の貨車には水が積まれています。
前2軸がインサイドフレーム、後2軸がアウトサイドフレームという特異なマレー機です。。


インドネシアではどこへ行っても子供たちが笑顔で元気に近づいてきます。


機関車脇で職員が給水用の水で気持ちよさそうに水浴びをしていました。

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