このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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小豆色時代最終回

〜新しい日々〜


2005年3月25・26日乗車




3章 喜多方・郡山編

Scene15 喜多方へ行く方
 '4O'は会津若松駅に降り立った。

はじめ「さぁぁて、これから何処に行こうか?」
メガネ「先輩に任せまぁす♪」
はじめ「じゃぁ、喜多方にラーメンを食いに行くか!」
ひろっぺ「いいですね。」

 '4O'は磐越西線普通喜多方行きに乗った。ボックス席GET!
 この列車は485系で、種別は普通だが、堂島笈川姥堂会津豊川通過の列車だ。
 17:33、列車は会津若松を発車。
 空はだんだん暗くなってきた。
 薄く雪の積もった田んぼが車窓を横切っていく。

 堂島笈川を通過し、塩川に停車。群青色の空がさらに黒味を増してきた。 

 さらに、姥堂会津豊川を通過し、17:48、列車は終点の喜多方に停車。



Scene16 喜多方に来た方
 '4O'は喜多方で降りた。
 喜多方駅には、親切にも、『老麺会まっぷ2004』という、ラーメン店のマップが置いてあった。

メガネ「何処のラーメン屋に行ってみます?」
はじめ「そうだなぁ、この源来軒ってところ、よさそうじゃねぇか?駅にも近いし。行ってみるか。」

 '4O'は駅の外に出た。雪が散らついている。

メガネ「そう言えば、もう夕方6時なんですね。」
ひろっぺ「そうだけど、それがどうかしたの?」
メガネ「6時のニュースの時間です。」
ゆりべ「何ですか、それ???」
メガネ「本日、午後6時、福島の山奥で、メガネさんが、行方不明に、なりました。メガネさんは、メガネをかけていて
Scene17 喜多方で食う方
メガネ「うわっ、酷い、ワシのニュースを流された!」
はじめ「流さんとキリが無いわ!」


 '4O'は源来軒に着いた。

はじめ「これだね。」
ひろっぺ「寒いですし、入りましょう。」

 '4O'は源来軒に入った。まだ早いのだろうか、店の中はすいている。
 とりあえず、座席に座り、ラーメンを4杯頼んだ。 

はじめ「いやぁ、地元ではよく友達とラーメンを食べに行くんだけど、本場の店の味を嗜めるのは滅多にないから、楽しみだよ。」

 本場の喜多方ラーメンがやって来た。
 どうこう言わずに、麺から食べよう。

   ・・・・・・・・・・

 かなりコシが入っている。湯切りもされている。


 続いて、スープはどうだろう。

   ・・・・・・・・・・

 あっさりしていて、無駄な味が無い。


 これは美味い!麺とスープを交互に食し、一気に平らげてしまった。



Scene18 喜多方を去る方
 本場の喜多方ラーメンを堪能したところで、'4O'は喜多方駅に戻った。
 そして19:38、郡山に行くための最終電車となる、普通会津若松行きに乗って、喜多方を去った。

ひろっぺ「これ、さっき買った小さいクッキーなので、皆さんで食べて下さいな。」
ゆりべ「これ、私が買った飴なので、皆さんで食べましょう。」
メガネ「これ、何の味も無いガムだから、皆、食べて。」
はじめ「これ、すげー甘いチョコだから、皆食べてよ。」

 物々交換しながら列車に揺られ、19:56、会津若松に着いた。

 乗り換えに、連絡通路を歩いている時・・・

はじめは周りを見渡した。

はじめ「んん?これは!!!」

なんと「只見線 只見〜会津宮下間、雪崩にて運休」というポスターを見つけた!

はじめ「只見線が全部通ってなかったのは、雪崩のせいだったんだぁ。」
メガネ「全線乗れなくて残念でしたが、景色が良かったので、ワシは言い残すところはありません☆」

 遅くなってしまったが、やっと只見線が途中で切れていた原因が分かってスッキリした。

 '4O'は、20:09発の普通郡山行きに乗車した。

メガネ「ねぇねぇ、最近、妹がよく見るテレビで、ニャンチューっていう、猫でもネズミでもない中途半端なキャラがいるの。」
ひろっぺ「ああ、知ってるけど。」
メガネ「でねぇ、そのニャンチューはいつもおねぇさんといて、2人でこんな会話してるの。」

メガネ(ニャンチュー)「あれ、おねぇさん、お便りが来てるよ。」
メガネ(おねぇさん)「ほんっとう?ニャンチュー、読んでみてよ。」
メガネ(ニャンチュー)「いいよ。あ、おねぇさんの絵が描いてある!」
メガネ(おねぇさん)「えぇえ!!?わぁ、嬉しい♪」
メガネ(ニャンチュー)「この、ブサイクなところが、おねぇさんソックリだね☆」
メガネ(おねぇさん)「ニャンチューーー、何ですってぇぇ!!!!!」
メガネ(ニャンチュー)「うわぁ、おねぇさん、やめ・・・」
ビシッ!
おねぇさんの攻撃!
ニャンチューに130のダメージを与えた!



Scene19 カラオケ@郡山

 21:16、列車は終点の郡山に着いた。

はじめ「さぁて、これから乗る夜行列車まで、あと2時間半ぐらい時間余ってるけど、カラオケ行こうか?」
ひろっぺ「わぉ、いいですね☆」
メガネ「ワシ、断固として歌いません!!!」
はじめ「いや、メガネが歌うの面白いから、歌ってよ♪」

 '4O'は駅前を散策した。すると、 『ばんだいの旅』 で立ち寄った「ATI」の横に、
「自遊時間」というカラオケやビリヤードなどがある遊戯店を発見した。

はじめ「いいね、ここ☆入ろうか?」

 店の中は、金曜の夜なのに、意外と静かだ。
 ボクは受付に行った。会員制だったので、旅でないと立ち寄ることのない郡山の店で会員になってしまった(笑

はじめ「よし、歌おう♪♪♪」


〜〜〜1時間後〜〜〜



ひろっぺ「ああ、楽しかった♪ゆりちゃん、歌えたね。」
ゆりべ「歌いました。」
はじめ「メガネ、歌えよぉ・・・!折角、最後のエンディングに、『森のくまさん』(←結局ボクが歌った。)入れたのにさぁ・・・o(^-^;)o」
メガネ「ワシはバカな姿をあなたがたに見せたくないんです!」
ひろっぺ「あなたは元々おバカさんでしょ!」
メガネ「そうだったっ!!!」

ひろっぺの攻撃!
メガネに50のダメージを与えた!




Scene20 雪の中のムーンライト
 '4O'は郡山駅に戻った。
 KIOSKで土産を買ったら、これから乗る快速「ムーンライト東京」まで、1時間弱あったので、改札前の広場で演劇をしたりして待った。

 23:45、ムーンライトの為の改札が始まり、'4O'はホームに立った。

 雪の中、583系の快速「ムーンライト東京」がやって来た。
 '4O'はすぐに乗車し、23:57、郡山を出発した。

 車内は全て、座敷形態に変換することが出来るボックス席だった。
 早速座敷形態にしてみたら、真ん中にちょっと隙間が出来て、トランプがやりづらかった。

 暫く遊んでいると、車内の明かりが薄くなり、眠くなってきたので、白河駅の辺りで'4O'は熟睡に入った・・・・・



Scene21 小豆色に染まれ!(エピローグ)
メガネ「先輩、起きて下さい!(っていうか、この小タイトル、イヤッ!!!)

 朝6:15、気がついたら、列車はもう大宮に着こうとしていた。

はじめ「ありがとう、起こしてくれて。」

 6:17、列車はスタート&ゴールの駅である大宮に着いた。

 '4O'は改札を出て、豆の木の前に立った。

ひろっぺ「なんだか、昨日の全く同じ時間に私達がここにいたのが嘘のようですね。」
メガネ「またまたイイ旅が出来ました。」
ゆりべ「先輩方も、また高校に来て下さい☆」
はじめ「いいよ! じゃ、朝に言うのはちょっと変だけど・・・・・」

はじめ「お疲れ様でしたっ!」
メガネ「お疲れ様でしたぁ!」
ひろっぺ「お疲れ様でした♪!」
ゆりべ「お疲れ様でした☆!」











おわり

























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