このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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宇都宮餃子食べ歩きの旅
2007年4月上旬乗車





 今日が鉄道の旅なんだという実感のないまま起きたのが8:20。

 しまった!!時間が無い!!

 大急ぎでシャワーを浴び、朝飯を食べて、支度をして家を出た。
 今日の旅の友となるにっしーの家の前に来て、にっしーを呼んだ。

はじめ「おうにっしー、おはよう!」
にっしー「おお!今日は確か、"あの世"に旅に行くんだよな。」
はじめ「ちゃうわい!!栃木県だ〜!!」

 最寄の蕨駅へ行き、京浜東北線大宮行きに乗った。

にっしー「そういやー、先頭車両には乗らないの?」
はじめ「うん。最近はあまり乗らないよ。」
にっしー「そうかー。最近は先頭車両じゃなくて運転席に乗ってるのか。」
はじめ「乗らねぇよ!!」

 9:29、大宮に着いた。ここからは宇都宮線に乗り換える。

はじめ「乗り換えに時間があるから、NEW DAYSで何か買って行こうか?」
にっしー「オウ、イェー!!」

はじめ「何買っていこうかなぁ〜?」

にっしー「カップラーメンがあるぞ〜!!」
はじめ「え゛!!? これ、電車の中で食えってことかなぁ??」
にっしー「お湯が無いから食えねぇよ!」
はじめ「いや、それ以前に、電車の中でこんなの食べたらニオイが充満するでしょ!!」
にっしー「そうだ〜!!バカだぁぁ!!!

 おつまみや飲み物を買って、大宮9:38発の宇都宮線快速宇都宮行きに乗った。

はじめ「ボックス席ゲーット♪」
にっしー「そういやはじめ、何で電車の窓が開くようになっているか知ってる?」
はじめ「え?そりゃ、満員電車で空気が悪くなった時に空気を入れ替えるためでしょ?」
にっしー「ちがうよ〜。電車から飛び降りて自殺したい人のためにあるんだよ。」
はじめ「んな訳ねぇだろ〜!!!」

 10:50、列車は宇都宮に到着した。
 改札を出て、観光案内所で"宇都宮餃子オフィシャルマップ"をもらった。

はじめ「さぁぁて、早速食べ歩きを開始するか♪!!」

 まずは発展途上の東口に出てみた。


はじめ「すげ〜!餃子像があるよ〜!」
にっしー「宇都宮って、本当に餃子の町なんだなぁぁ。」
はじめ「最初はどこへ食べに行こうか??」
にっしー「じゃぁ、最初はあの交番の前に行って、全裸になって、つかまろうか??」
はじめ「んなことしねぇよ〜!!」


はじめ「よし、最初は"宇都宮餃子館"っていうところで食べてみようか?この近くにあるはずなんだけど・・・」


はじめ「あったぁ!!」
にっしー「何を食べようかなぁ?」
はじめ「オレは"栃木県産ニラの餃子"で。」
にっしー「じゃぁオレはカラシとわさび入りの"あの世行き餃子"で。」
はじめ「そんなのはねぇよ!!」
にっしー「仕方ないなぁ、お、"しそ餃子"ってうまそうだな。」
はじめ「よし!店に入ろう!」

 店では中国人風の店員が迎えてくれた。


はじめ「うん、ニラの歯ごたえがあっていいね♪」
にっしー「オレのはしその香りが強いよ。」

 店の中には宇都宮観光本があったので、開いてみた。

はじめ「次はどの店に行く?」
にっしー「オレは水餃子が食べたいな。」
はじめ「(本を見て)"青源"って店に変わった水餃子があるから行ってみようか?」
にっしー「オゲイ!(OK!)」


 栄えている西口に来た。

はじめ「店はどこかなぁ?」
にっしー「このデパートの中じゃない?」

 目の前には、"パセオ"というデパートがあった。

はじめ「これかぁ。入ってみよう。」


 "青源"は、パセオの1Fにあった。
 店ではパートのおばさんが迎えてくれた。

はじめ「オレは"ねぎ味噌餃子"を頼んでみるよ。」
にっしー「オレはこの"雷おこし餃子"(名前忘れた)を。」


にっしー「ねぎが山盛りだなぁ!」
はじめ「おぅ!このねぎと味噌が餃子に絡むとすごく美味しい!!」
にっしー「オレの水餃子、めっちゃ辛い!!これ、汁は全部飲めないよ。」
はじめ「どれどれ??うぉ、辛っ!!(でもまだ目黒にある北極ラーメンよりはマシだ。)」



はじめ「さぁぁて、次はどこ行こうか?」
にっしー「はじめがさっき行きたがっていた、"宇都宮ねぎにら餃子"っていうところに行ってみるか。」
はじめ「いいね♪ちょっと歩くけど。」

 "宇都宮ねぎにら餃子"という店までは駅からやや離れているところにあり、店まで約20分歩いた。


はじめ「着いた!」
にっしー「入るか。」

 店ではおじさんが迎えてくれた。

はじめ「オレは焼餃子にしよう。」
にっしー「じゃぁオレは"玉子スープ餃子"で。」
はじめ「"ねぎ"と"ニラ"の餃子って、どんなのかな?」
にっしー「はじめ、"ねぎ"と"ニラ"じゃなくて、"ねぎにら"で1つの野菜みたいだってよ。」
はじめ「何?うそ〜??」
にっしー「そこの壁見てみ。」


はじめ「へぇぇ、そうなんだ。」

 おじさんが餃子を持ってきた。


はじめ「おお、すごい!ニラとねぎを足して2で割ったような、ちょうどいい歯ごたえがある。」
にっしー「オレの玉子スープ、味が濃くてうまい!!」

 時計は13:30を指していた。

にっしー「さぁぁて、次はどこに行こうか?」
はじめ「そうだなぁ、ちょっとオレ腹いっぱいになっちゃったから・・・、折角の鉄道の旅だし、ずっと都会にいるのもあれだから、自然と触れ合うために"滝"を見に行かないか??」
にっしー「それって、どこにあるの?」
はじめ「宇都宮から烏山線っていうのに乗って、約45分のところに、っていう駅があって、その駅の近くには、駅名の通り、"滝"があるんだよ。」
にっしー「おう、じゃぁ、腹をすかせるために、行ってみるか。」
はじめ「よっしゃ!!行こう♪!!」


はじめ「この電車で行くんだよ。」
にっしー「2両!!?短っ!!」
はじめ「そう。利用客が少ないから短いんだよ。」
にっしー「しかも何これ??エンジンで動いてるの??」
はじめ「そう。烏山線は線路の上に架線が通ってないから。」
にっしー「何か、面白い電車だなぁ。」

 14:28、烏山線普通烏山行きは宇都宮を発車した。


烏山線 宇都宮14:28発 → 滝15:12着



はじめ「滝駅に着いたぁ!」
にっしー「何もねぇぇ!!」
はじめ「ここから5分ぐらい歩いたところに駅名にもなっている"滝"があるんだよ.」

 車道を歩くこと5分・・・


はじめ「これだ〜!!」
にっしー「マイナスイオンがすげーなー!!」
はじめ「もっと近くに行ってみるか.」


にっしー「水しぶきがすげー!!」



はじめ「色々な角度から撮ってみた.」



はじめ「おお!!滝の上を走る烏山線,いいねぇ♪」


はじめ「お,詩が書いてある.」
にっしー「何何? はじめ 早くここから 飛び降りろ って?」
はじめ「んなこと書いてねぇ〜!!」



 滝の近くに,民営会館があった.

はじめ「ここ寄って行こうぜ!」

 中にはシェンロン(神龍)がいた.

にっしー「そろそろ腹減ってきたなぁ.」
はじめ「よぉし,また宇都宮に戻って食べ歩き再開するか!!」

 滝駅に戻り,烏山線に乗った.


烏山線 滝16:44発 → 宝積寺17:20着

宇都宮線 宝積寺17:33発 → 宇都宮17:44着


 宇都宮に戻ってきた.

はじめ「すっかり日が暮れたなぁ.」
にっしー「よーしはじめー,今から"餃子の像"を撮ろうぜ〜!」
はじめ「それは朝撮ったでしょ!」
にっしー「よーしはじめー,今から"宇都宮餃子館"行こうぜ〜!」
はじめ「それは朝行ったでしょ!!」
にっしー「よーしはじめー,今から全裸になって交番に捕まろうぜ〜!」
はじめ「それは朝言ったネタでしょ!!!」

 気を取り直して,駅前にある"餃天堂"に入ることにした.
 店内には,仕事帰りのサラリーマンが多い.

はじめ「オレは焼餃子にしよう.」
にっしー「じゃぁオレは"焼"焼餃子にしよう.」
はじめ「焼餃子をさらに焼くんかい!!?」
にっしー「しゃぁねぇなぁ,水餃子にしよう.」



はじめ「うぉぉぉぉ!!皮がモッチリしてて,最ッ高☆」


にっしー「すげー!皮が緑色だ!皮が餅みたいでうまいな!」


はじめ「よーし,電車の時間と腹の都合からして,次で最後かな.」
にっしー「よし,最後はコンビニで弁当買って食べようぜ!!」
はじめ「なんで〜〜!!!」

 最後は"遼順茶楼"に行くことにした.
 通勤快速の時間もあったので,夜の宇都宮の住宅街をやや急ぎ足で歩いた.

はじめ「この辺のはずなんだけどなぁ,・・・あ!!」

 集合住宅の一角に"遼順茶楼"を見つけた.
 でも,電気がついてない・・・

はじめ「営業してないね.」
にっしー「おっかしいなぁ,今日は定休日じゃないはずなのに.」
はじめ「どこ行こう??」
にっしー「この近くだと,"イキイキ"っていうのがあるな.」
はじめ「おお,じゃぁそこに行こう.」



 今日最後の店,"イキイキ"にやってきた.
 住宅地の中にひっそりと建っていた.


にっしー「すげ〜,餃子の種類が多すぎる!!」
はじめ「ホントだ!"生みたて"とか"泳いでる"とか,何が入ってんだよ・!!?」

 結局変な名前の餃子は頼まずに,ラーメンと餃子のセットを頼んだ.
 量が多くて,かなり腹がいっぱいになった.

はじめ「よし!今からなら通勤快速に間に合うぞ〜!急げ〜!!」

 超満腹の状態で,宇都宮駅へダッシュし,19:41発の通勤快速上野行きに乗り込み,
ボックスを占領してゆるりと帰った.








おわり
























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