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7L2PGKの庭 2005年1月

 

ZL2PGJのXYLの 7L2PGK の庭には2庭の鶏 じゃなくていっぱいの野鳥が住んでいま す。

 

我 が家の庭には、野生の人々(我が家では生物を「人々」と呼んでいる。 「蟻の人」とか「ピーな人とか」)が、跋扈しています。  主として鳥類で、いわゆ る都市鳥と呼ばれる、スズメ、クロウタドリ、ツグミ、メジロ、ムクドリで、まれにチュイが現れます。

 

ピーな人々は何が好きか?

 

我 が家から歩いて5分の繁華街では、スズメがサンドイッチのかすを求めて右往左往していますが、我が家のスズメや他 のピー共の場合は、選択権はほぼ有りませんが、贅沢にもメインが2種類、軽食が1種類用意されています。 

最 近乱獲とPGKの農薬散布でだいぶ減りましたが、ツグミ様専用アントレとしてエスカルゴがご用意できます。  デ ザートも無論用意されています。

 

 

軽食、食パン。

 

こ れは非常に競争率が高く、スズメ、クロウタドリ、ムクドリで争奪戦を演じています。 なんといっても軽い為、ムクドリくらいになると一切れ丸ごと咥えて食 い逃げが出来ます。 スズメでさえ、小さくなった切れ端を食い逃げしようとして、この様な空中戦を演じています。

 

 

  


こ ちら、エスカルゴハンターのツグミ様(若者)とスズメ 


  こちらマイ クローンなスズメに対してゼントラーディーなムクドリさま 

 

ほ とんど強奪状態で、スズメを追い散らして食べて行きます。

黒 沢の「七人の侍」の野武士状態。

 

 


 

洋風メイン

スイートコーン。 遺伝子組み換えでない、減農薬コー ンは如何?  

夏 の間のメインはこれにつきます。  日々職場で品質検査したコーンの残りが数キロ出るわけで、これを工場の近所のプケコとスズメ、マガモ、そして我が家の ピー共に分け与えています。  スイートコーンにも品種が分かれるし、製品も種類がいくつかあるので、そのうちに好みの品種や製品についてマーケティング が出来るようになるかもしれない。

 

 

<<工 場脇のプケコさん

 


と りあえず、弊社製品には、大きく分けて軸付きとホールカーネルコーンの2種類がありまして(笑)。 原料にはスー パースイート品種の「マドンナ」などを使っているのです。  

 

こ れは、「ボストン」や「パンチ」のようなZLではスーパースイートとは呼ばない品種(日本ではスーパースイートと して売っているらしいけど)と比べて、はるかに甘くて、糖度19度もあったりするので、スズメにも大人気。  

ち なみに糖度とは、砂糖水換算で何%の砂糖液と同じ糖分か?の指標ですので、糖度10と言ったら1:9砂糖水と同じだけの糖分を含んでいることになります。   温州みかんが12くらい? そりゃ太りますよねぇ。

 


日 本のスズメは水田で未熟なコメを突っついているけど、これも未熟なコメは甘いからなのですね。

実 際、水田でのスズメの害も、この乳胚期が多いそうで。

 


 

余 談ですが、とうもろこしもコメも穀類です。 穀類は原則的には植物本体が枯れるのを待って収穫しますよね。 そして収穫されるものは硬い種子状のもので す。 お米を思い出してください。  でもスイートコーンは、まだ実が成熟しない若いうちに、植物体が生きているうちに刈り取るのです。 つまり青刈り。   この為、実が甘いのです。 言い換えると穀物になる前の、野菜の状態で刈り取るのがスイートコーンなわけです。  ここらへんが、枯らしてから刈り取 るコーンスターチ用やポップコーン用とうもろこしとスイートコーンの違うところです。

 

さ て、軸付きのスイートコーンだけを置いておくと。  皆さんも蟹を食べるときは黙々と食べるでしょう? スズメ達も、軸を突っつくときは真面目に突っつい ています。  文明人ではないので、場所取りで蹴り合いをする事もありますが。


こ れが粒状カーネルコーンの山を築くと。。。  食べるのが楽だし、量も10倍以上あるので、喰い散らかし状態にな ります。 上手に一粒一粒の中身の甘い部分だけ食べて、皮はポイ。  

餌 台の周りはゴミだらけになります。

 

「皮 にはカロチンが含まれているんだ健康に良いんだぞ。」 と云うのがわかったのかどうか? クロウタドリは散らかった皮を食べるのが、ほぼ専門。  そし て、意外とクロウタドリのお気に入りなのがリンゴ。  皮も残さず食べていきます。

 


和食メイン

 

コシヒカリ。 最近はSushiライスと言うパッケージに変わりましたが、2003年くらいまでは、 オーストラリア産コシヒカリ が「豪州光(Kosshihikari)」と云う名で 売られていました。  我が家の白米選択肢の95%がこれです。 北半球が秋になると北米(W)からカリフォルニア米がいくつか入ってきます。  オーク ランドのような都会ではともかくギズボーンのような田舎では、見かけたときに買い占めておかないと、今度はいつ入手できるかわからないので、スーパーに 行った際は、必ずコメ売り場を覗きます。

 

さ て、そんな貴重なコメと知っているのか(私はXYLに、スズメ用の安い外米を買って、それを炊いて撒いてくれと 言っているんですが。。。)、白米は人気です。 実が詰まっていて、コーンのように、ほじらないでも食べられるからでしょう。 どいつもこいつも、口一杯 にほおばって食べています。 

 

 

 

デザート

 

ブルーベリー、オリーブ、温州みかん。

実 りの殆どが、庭の住人に食われてしまいます。

 

せ めて今年はブルベリーだけでも。。。  と言うわけでネット作戦。


 

 

鳥が来れば鳥目当ての猫が侵入してきます。 すでに2羽食われているので、これは新兵器。 

タ バスコを混ぜたいところだが近所とSPCAがうるさいので水だけ。

SPCA=動物保護局)

 


15mほど先の酒池肉林なお客さんを

食堂から7cm舶用双眼鏡で観察している7L2PGK

 

 

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