このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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Graw Safe 農業にも免許があるだよZL.
ニュージーランド産の野菜や果物が日本にも多く入っています。 (イオン様、伊藤忠食品様、毎度ありがとうございます)
クリーングリーンな産地として認知されているニュージーランドですが、努力も無くてクリーングリーンできているわけではありません。
そのまず手始めはグローセーフ GrawSafeです。
http://www.growsafe.co.nz/
農家の各種資格認定を行っている機関でして、多くの規格を持っています。 日本の流通や消費者になじみがある言葉はノーヤクですが、ニュージーランドでは 農作物への化学肥料や農薬の使用には資格と免許が必要です。
むろん農薬の使用履歴はばっちり記録に残しておかなければなりませんし、監査で不合格になったら輸出商社は作物を買ってくれません。
その資格や基準の大元締めは農水省MAFですが、実施部隊がGroe Safeという訳です。
Grow Safeという団体は1992年に農業ケミカルの適正(撒きすぎれば赤字、少なすぎれば病虫害)な使用を目的に作られた団体で、たいそうな権威です。
その資格をもとに、農家は栽培記録を正確に取り栽培収穫出荷し、記録も野菜問屋に手渡せます。
このようなトレーサビリティシステムがあるからこそ、「クリーングリーン」と大声で言えるわけです。
(ちなみに有機栽培の人々はこの資格の勉強は不要です。そのせいか。怪しい作物が多い。。。)
昨今、日本の1次産業の皆さんは、加工と流通も自分たちでやる6次産業とかに夢中だそうですが、こういう地道な努力をしているとは寡聞にして知り申さず。
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