このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鉄道

私は鉄っちゃんです。
小学2年生のクリスマスに西ドイツのメルクリンのHOゲージを貰ったのが、そもそものきっかけ。 当時大変高価だったから、給料の半分吹っ飛んだのではな いかと、今は亡き父に聞いてみたい。 デンマークで仕事していたときはXYLが観光で来る際にユーレイルパスを買ってきてもらって、憧れのブンデスバーン (DB)に乗って嬉しくて嬉しくて、欣喜雀躍でありました。
デンマークの狭いアパートで広げて走らせていたメルクリンのHOのセットは日本へ持って帰ってきたら、家がもっと狭すぎてレールが敷けなかったという笑い 話つき。hi
また、東京の会社に勤めていた際には、遠距離出張はA寝台ばかり。 楽しゅうございました。

さて、ZLへ来ると何が情けないと言って、鉄道が機能していない。 そんなだから鉄道模型店なんて無い。 
だが、しかし、古い物を捨てられない国民性(新しいものが買えない予算的限界?)で、動態保存の蒸気機関車の走る線路は意外と多いZL(ニュージーラン ド)です。


ギズボーン/パーマストンノース線

20世紀末までは旅客輸送していたこの路線も、今では週数便の貨物列車だけ。 そこに2002年末に臨時観光蒸気列車が走りました。 この列車をカメラに 収めようと、ギズボーン/ネーピア道路は、まさにレースさながら。 この頃は、これはと言う写真はコダクロームで撮っていた頃で、デジカメ写真にろくなも のが無い。 フィルムスキャナー欲しいなぁ。

この路線は現在、法面の崩落、橋梁落下、貨物列車転落などが相次ぎ、廃止が噂されています。

1200型とでも呼ぶのか? 2-D-1配置の流線型蒸気

ギズボーン駅の転車台


転車台(ターンテーブル)を廻しているところ。
さすがKiwiは怪力。 3人で廻してしまう。
(実は、ターンテーブルは実に簡単に回る)

配管の配列が美しくないのはZLゆえか?


 

キングストンフライヤー

南島のクイーンズタウンの南、キングトン(Kingston)とフェアライト間を走る保存鉄道。 10月から4月まで毎日1時間ちょいを2往復していま す。 こちらは駅舎も雰囲気を出していてよろしいかと。

こちらは夏中営業していますのでピカピカです。

おっさんどいてくれ!と私の後ろの人も言っていたろう。


クイーンズタウンでのんびり汽車の旅なんていかが? 

MOVファイルは、その内に上げます。 


フェザーストンの山岳鉄道遺跡

北島にある首都ウエリントンと、その北隣の町マスタートン(Masterton)の間には険しい山地があります。 ZLにはトンネルを掘る予算と技術が過 去現在通じてない為(?)か、道路も線路も嫌でも山登り。 日本では旧碓氷峠のアプト式が有名ですが、こちらも3本レール式の急坂登攀機関車です。

この展示館はウエリントンとマスタートンの中間、峠を北側に降りたフェザーストン(Featherston)の町にあります。 この街は太平洋戦争中日本 人捕虜収容所があった町としても有名です。

この機関車の登攀の仕組みは3本目のレールを線路の中央に敷き、それを両側から挟むように車輪を設けて、普通の車輪の摩擦力とあわせて坂を上る仕組みで す。

 

このブレーキシューは一往復で
全て磨り減って交換だったそうです。

そのブレーキの操作車内




上: 運転台の中。 

右: 車両は大きい、展示室は狭い、でこんな写真



この町のアンティーク店には、鉄道関係の骨董が出たりしますよ。

左は1次大戦中の軍用列車用信号灯

右は、1900年頃の蒸気機関のバルブのモックアップ


以上、蒸気機関車の話題でした。
オークランド動物園のそばに鉄道博物館があります。 これも一回は行ってみるべきかもね。
おまけは、我が家のリビングの壁のポスター。 以前仕事で居たOZのオーデンセにあったデンマーク国鉄鉄道博物館で買いました。




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