このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
Verkehrshaus HB9ルツェルンのスイス交通博物館でお食事
HB9(スイス連邦)で会議。 どこの業界でも、学会や会議はたいてい観光地で開くものですが、今回も言うに及ばず観光地 Luzernで開催。
別に観光ツアーがあるわけでもないのに何だよ(観光して帰る同僚がほとんどなのは確かだ)。
観光ツアーは無いが、こんな素敵なサプライズディナーが付きました。
いきなりこういう場面になるわけではなく入口から延々歩 かされ、 プラネタリウ ム に入るのかなぁ、と思わせながら そこを通り過ぎ ヘリコプターが見えてくると皆で「Oh」。 なにしろ参加者は全員技術屋でおっさんが多い。 こういうものが好きでたまらない人種には、まさに天国。 | なんと
交通博物館
の 展示ス ペースでケータリングディナー。 会議会場のホテルからバスで「食事だよー」と出かけていくと付いた先がこちら 大きな地図で見る |
だれもここで晩御飯だとは思っていないから入口のヘリコプターの脇で ワイングラスを持たされると「ハァ?」です。
今回借り切ったのは航空宇宙の区画ですが、この博物館は鉄道博物館と自動車博物館も 併設です。 航空宇宙の部分だけでも大した展示で、救難ヘリの展示の前や模型を見ながら ワインをかっくらっていると晩御飯にはあり付けない。 とはいうもの、いきなり根が生えてしまった人々がいるのは、ご覧の通り。 さて、展示は飛行機の模型や、航空関連支援装備から始まります。 | |
航空 用無線設備各種 左は中波送信機 キロサイクル表示が時代を感じさせます。 500KHzてことはNHKの第一放送594KHzより波長が長かったわけで アンテナの短縮のための技術はこのとき進化したんでしょうね。 今の航空無線はVHF。 おかげで小さいアンテナでよく届くようになりました。 ロラン受信機(左、下)GPSが発達した今。 ロランな んて普通の人は知らないよね。 まぁ動物がやるテレメのプロ仕様とでもいいますか。 詳しくはこちら |
スプートニク1号Спутник-1 世界初の人工衛星(当然実寸模型) このU字型の白い物体はスペースシャトル用のパレット。 世界一高価なパレットでしょうね。 | 一方こちら、ソビエト連邦が初の有人宇宙飛行に 成功したボストーク1号。 このディナーの晩は、まさに4月12日。 ロシア人同僚がスプートニクとボストークと ガガーリン像の前で、お国自慢をするのに 付き合わされました。 |
スプートニクショック当時、こんな国際宇宙ステーションができるとはだれが想像したでしょうか。 JAのNASDAの希望もくっついておりました。 |
展示ホールに降りるとケータリングサービスがセット中 この待ち時間にフライトシュミレーター で天地さかさまになって飛んでいる同僚たち多数。 よく悪酔いしないなぁ。 さすが西洋人。 | お 食事はこんな感じ |
上は最新鋭巨大旅客機エアバスA380. 快適なんですなぁこれ。 右は20世紀初頭の巨大旅客機。 ツェッペリン飛行船 下はツェッペリン飛行船の構造体。 零戦同様、肉抜きの塊ですね。 そこまでしないと硬式飛行船はH2ガスでも浮き上がってくれないという。 | |
さて、飛行船時代が終わると飛行艇の時代です。 このうすらでかい飛行艇は大西洋航路を飛んだ(飛ぶはずだった)ドルニエ飛行艇。 DORNIER DOX エンジン8発付けても飛行高度は500m行かなかったとか。 このスケールになると、まさに空飛ぶボート ですね。 この8発のエンジンでボーイング747に使用されている 一般的ジェットエンジン一発にも満たない出力だとか。 詳しくはこちら 海面という無限大に長い滑走路があった時代の航空機です。 仮に車輪を付けても羽田の滑走路から離陸できたかどうかは怪しいというくらい? | |
食事も終わると、みんな酔っ払いに変化し。 リリエンタール のグライダーの下で絶叫するイタリア人なども出ますhi | |
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