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岩科学校が面白い
岩科学校は明治一桁に建てられた小学校。 JA2伊豆半島の松崎町(18006C)にあります。
松崎で一番有名なのは鏝絵の伊豆長、
入 江長八の漆喰絵の美術館
です。
このほかに何があるのかといわれると。 無いんだなぁ。
しかし、松崎には岩科学校があります。 JA0松本市の
開 智学校
と同じくらい古い、無名だが立派な学校です。
入江長八等による漆喰装飾が施された学校で漆喰装飾の御見事さには「ホウ」です。
大きな地図で見 る
上の畳敷きの部屋は女子裁縫室兼客間。
その欄間が御見事な鶴。
さすが建築費2億円です(現在の貨幣価値に換算して)。
この当時の学校の建築はほぼ住民の寄付で成り立っておりますが、
ムシリトリ寄付で、「払ったら生活できない」という嘆きが聞こえていた
という話は長野県の明治時代の学校の資料館で説明されていました。
それでも払ったんだよね。
日本人の、横並び意識というか、隣村には負けないという見栄っ張りか?
それとも本当に教育熱心か?
これがペリー来航から50年後にはロシア艦隊を全滅させる原動力さ。
それにしても立派な学校ですね。
地元民の力が入っていて、このページトップの写真の「校学科岩」の額は太政大臣三条公の筆ですよ。
まぁ、いろいろ有る岩科学校の御見事さですが、漆喰のほかにも驚かされるものがあります。
あまりに急な階段は現代人を寄せ付けない
ここで転落した子供は、さて何人?
きれいに修復された廊下。
平成の解体修理費修理費2億円以上
しかし、何より強烈なのは校長先生と授業風景。
岩科学校 なかなかいけるでしょ。hi
伊豆ツーリングの折にはどうぞ。
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