このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

加茂 菖蒲園 

JA2掛川市に加茂様の庄屋屋敷と菖蒲園があります。
昔から見事な菖蒲で有名でしたが、2008年に10年ぶりに行ったら。。。    
すごいことになっていました。  
 
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住所:  静岡県掛川市原里110  


加茂荘 
加茂様ご由緒
そもそも加茂荘は家康公以来の大庄屋加茂様の御屋敷です。
曰く因縁は右をご覧ください

ともかく御名家が、明治維新でガタが来て、さらに太平洋戦争に負けた後に、伝統や歴史とは縁のない社会党内閣の行った気まぐれ政策( 農 地解放 )で、ほぼ破綻寸前になった際、ご先祖が明治以来道楽で植えていた菖蒲で御家を再興した。 というのが加茂荘です。

芸は身を助く ですね。 (うちの爺様は芸が無くて破綻。。) 

ともかく御見事です。

加茂菖蒲園の御見事は以下の通り。

菖蒲田。 蓮田。 庄屋屋敷。 温室。 庄屋弁当。
 
1. 菖蒲田


これでもかと広がる菖蒲は、満開の頃には花より三脚爺の方が多いと思われるため写真はありませんが、 こちらでごらんいただけます 。 その昔、NHKの国際 放送ラジオジャパンのべリカードにも使われた御見事な菖蒲の風景です。










2. 蓮田。 

土蔵の前に広がるのが蓮田。 メダカやおたまじゃくしが泳ぐ、昔の里山の田の風景がここにあります。 

加茂荘土蔵 7L2PGJ 



このように、人影無く写真を撮るには、5月中旬頃までが限度、そのあとは菖蒲が咲きまくり、三脚が林立して
遠景どころではなくなりますよ。

しかしまぁ、団塊カメラマンはスタイルから入るので、どちら様も三脚付き。
リバーサルでISO60未満という次代ではありませんしから、防振レンズと脚力と握力があれば、
いまどきのデジタルカメラで三脚が必要とも思えませんが。。。 
他の人の鑑賞の邪魔になるかも という発想がないところが付け焼刃爺様たちの困ったところ。hi
 


5月中ごろは菖蒲が寂しいかわりに蓮が美しくてFBです。
佛弟子な方々が、蓮の台(うてな)に載せられて極楽浄土へ行ったらこんな風景だろうという景色ですよ。



 


 
3. 庄屋屋敷




土蔵の右手奥にある長屋門をくぐると庄屋様の御屋敷です。 

前庭の外観はジャパニーズワイルドガーデン 

 
ところが土間に入ってみると! 御見事な御部屋が続いているのが見えます。


土間から見る座敷の一番奥には石灯籠が見えます。 アイキャッチャーですね。
洋の東西を問わず作庭のポイントは同じ。


裏庭は全面池になっています。

 



土間で見上げる梁の太さよ。


土間自体もやたらと広い


豪華ではない


が端整


苔庭と


苔むした築地塀の瓦がいい風情です。 

こちらでは拝見料お茶代込みで500円。 是非上がらせていただきましょう。


4. 温室 


温室は、華やかです。

   

 
  


5. 庄屋弁当。

 



肉も魚も入っていない、古風な振舞い弁当です。
昔風の保存料や、日持ち向上剤の無かった当時の味付けです。
正しい商品設計 という気がします。(原材料表示が あぁ な点は除いてhi)

素朴にうまいんだなぁ。


加茂荘5月6月限定開園。 行ってらっしゃい。

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