このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


ミルフォードサウンド

ミルフォードサウンド


ZL(ニュージーランド)の南島に来て、クライストチャーチとマウントクックだけ見て帰っても南島を見たことにはなりません。
やはりミルフォードサウンドは必見の観光地です。

ともあれ、風景を楽しみましょう。
(まず上の写真、画面右の水平線と崖の境に見えている白い点が遊覧船です。 周囲の山は水面から1000mも突き出しています。)

テアナウからミルフォードサウンドに向かう道
どんどん谷が深くなってきます。

雲はどんどん低くなり。


これが一泊クルーズに使われる船。

水面には波がありません。 船酔いの心配無用。


アシカが昼寝中

滝、滝、滝


こんな感じで夜を迎えまして。

こんな感じの朝を迎えます。


ともかく景色が大きすぎ、

広角レンズが無いとこういう写真ばかり撮る羽目に。

たいした写真が無いのは景色に呆然としていたから、動画撮影に忙しかったから。 ここを2次元で表現するのは不可能のような気がする。



さて、ここを楽しむには、それなりの準備とご予算が必要です。

準備

1. 船の予約

ミルフォードサウンドツアーは船で行われます。 ここに来て船に乗らない観光を探すのは無理です。 クルーズするしか選択肢は有りません。
「年400日も雨が降る」と言われているミルフォードサウンドですから、あなたは絶対雨に降られます。 もしかすると、あなたの乗る船は雨に降られっぱな しになるかもしれません。 (2002年に訪問された日本国皇太子殿下ご夫妻は行いがよいので晴れに当たったようですが、あなたが行いが良い人かどうか私 は知らない。) そこで、お勧めは、一泊二日クルーズ。 間違えなく行程のどこかで晴れます。 
日帰りも、泊まりもどちらのクルーズも早めの予約が必要です。  最適シーズンの11月から2月は週末は半年前から詰まっているなんてところも有ります。

また、ここは足の便が最悪な場所でも有ります。 ともかくどこからも遠い。 最寄の定期便が降りる空港はクイーンズタウン。 そこで、ここにたどり着くに は次の方法があります。

1) 自分で車を運転していく。 
車は、船着場に駐車。 車上荒らしは他の観光地より「少ない」とのこと。 
(私は、これでした)
往復の行程周辺の景色を楽しむなら、これが一番。
(車両保険はばっちり掛けよう)
もしくは惜しげの無いレンタカー。

2) バスで拾ってもらうツアー
手前の町、もしくはクイーンズタウンから拾ってもらうツアー。 途方も無く時間が掛かる。 
途中の見所に止まれないので、往復の行程での不満は溜まるでしょう。 
ZLのきちがい道路を運転する自信のない方には、お勧めの方法。

3) 小型航空機で行く
クライストチャーチやクイーンズタウンから小型飛行機かヘリコプターで、
ミルフォードサウンド離着陸場(空港ではない)に来る方法。
お金持ち向き。

どれも、クルーズ会社に申し込む際に、たどり着く手段を聞いてきますから、自分の都合に合わせて足を手配してもらえばOK.
クルーズ会社の web には、交通手段別のパック料金が提示されています。 
例:クイーンズタウンまでバスで往復送迎してもらって、2人部屋相部屋で一人350ドルです(2005年)


2. 雨具

滝ノ下を通ったりしますから、雨が降らなくても雨具は必要。


3.虫除け

サンドフライがいるのだぁ。 古くはキャプテンクックを悩ませたという刺す羽虫。 痒いの痛いのたまらない。 これがウンカの如く飛び回っているのがミル フォードサウンド。 船の上では少ないですが、陸で出港を待っているときには、大和に群がる米国艦載機の如く人間に寄ってきます。  日本の虫除けも良い ですがZLで売っている超強力タイプがお勧め。

サンドフライ

zlpgj 指

おどろおどろしい御姿

刺された翌日。 
このあと指の皺が無くなるほど腫れました。

私はこれに指を刺されて1週間腕時計が出来ないほど手が腫れました。 おまけに痒いのなんの。  XYLの血は不味いらしく彼女にはサンドフライは 寄っても来ない。 こういう人は虫除け不要。


4.フィルムと電池とメモリーデバイスはたっぷりと。

南島はどこもそうですが、特にここは撮影したくなるものにあふれています。 売店ではろくなフィルムはありませんし、デジカメを動かす高性能電池はZLの 田舎にはありません。 一杯持っていきましょう。 私はメモリーのCFが一杯になるとノートPCに落としていましたが、ここに居たときは、2日で3回ダウ ンロードしました。

5.現金

船の上のバーは現金があると便利(大酒のみでも100ドルもあれば十分)。 食事はパックに込みですから、そちらは心配無用。 そんなに悪くは無かった。


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