このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
999の旅
17年の歳月を経て、再び999が走り出しました。
なぜ999は再び走っているのでしょう。
私は999とともに旅をしてきました。
私の隣に、鉄郎が、そしてメーテルが確かにいました。
旅の途中には志半ばにして命を散らしたクレアもいました。
自分の夢に向って一生懸命努力しているベートーベンもいました。
人の真似できない実力を身につけようと必死になっているフライヤもいました。
人に裏切られて胸に風穴をあいてしまったホロホロもいました。
それでもみんな、一生懸命生きていました。
自分から命を絶とうとしたり、人を傷つけようとした人はいませんでした。
生きるという旅は長く、厳しいものです。
時には投げ出してしまいたい、途中下車してしまいたい、そう思うこともしばしばです。
でも、鉄郎は挫けずに終着駅まで旅を続けました。
旅はつらいことばかりではないのです。
たとえそれとわからなくても、必ず助けてくれる人や見守ってくれる人がいるのです。
999の旅はそんなことを教えてくれました。
私たちの行く道は、メーテルと999だけが知っているのです。
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