このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
特殊第一セクター・特殊手動閉塞の概略
ここでは、運営体制の概略を、施設、経費等と共に紹介する。これらの中には、特殊第一セクター方式と特殊手動閉塞に関するものも含まれている。なお、実際に鉄道の運営を行なう主体としては加計町を想定している。また、それに関連して加計町役場の機能の一部もしくは全部を加計駅駅舎に移転するものとする。
なお、別途個々のものの詳細についてもファイルをつくっているので、そちらもご参照ください。
施設
線路……単線非電化・65km/h対応・信号設備なし(携帯を頼りに)
車両……セミクロスシート・トイレ付き・20m級
閉塞区間(特殊手動閉塞)
三段峡−(スタフ)−加計−(区間A)−安芸飯室−(区間B)−可部
区間A・区間Bに出入りする際は必ず携帯電話で報告。町役員が連絡を元に専用ボードで運行を管理。このことにより、一閉塞一列車の原則を守る。ATS等もついていないため、居眠り運転等は厳禁。なお、ポイントは安芸飯室・加計・可部にのみあるが、安芸飯室はスプリング式で、ポイント部分にシェルターで屋根を作り積雪時に対応。加計駅のものは手動。可部駅のものはJRが管理。
人材
沿線自治体役員を利用。人員の増強と労働時間の変則化で、通常の業務に支障をきたさないように、労働時間内に運転手(または車掌)の仕事を行なう。運転終了から次の運転までの間合い時間は、休憩時間として労働時間には含めない。なお、(人員の増強による人件費増大)=(鉄道での人件費)として鉄道での人件費を計算。
運行
加計駅を中心に、加計〜三段峡と加計〜可部で運用を分離。三段峡行き乗り場と可部行き乗り場は、それぞれの乗り場をそれぞれの専用にしており、臨時列車以外は必ず専用の乗り場を使用する。引込み線への引き上げも、可部方面で使った車両は可部方面から、三段峡方面で使った車両は三段峡方面から行なう。加計駅のポイントのうち、可部方面の線路から三段峡方面ホームの線路につながるポイントは臨時列車運転の際以外は使用せず、三段峡方面の線路から可部方面ホームの線路につながるポイントについても同様である。なお、可部〜広島間に、検査の際のことも兼ねて、一日一往復乗り入れる。乗り入れはJRに列車を貸し出す形で(貸し出し料は燃料費のみ)行なう。
車両修繕費: 3,300 万円
車両積立金: 3,000 万円
人 件 費: 3,176 万円
臨時人件費: 110 万円
燃 料 費: 1,661 万円
臨時燃料費: 63 万円
合 計:11,310 万円
支出: 1億1310万円 収入:約1億4000万円(現状通り)
運営損益:+2,690万円
上記に含めない収入及び支出
切符発行料……運賃に+20円(定期は+100円)上積み。紙・インク代、及び(代行)手数料はここから出す。
駅・線路管理……沿線自治体が行なう。駅は無料開放。線路は一般道と同じ扱い
線路使用料……一般道と同じ扱いなので、無料(名目上は他の鉄道会社・個人に対しても)
JR駅の使用料……本数及び登場の経緯より、ほぼ無料に
JR線内の運転料……燃料費のみで列車貸し出し
通信費……人件費に含める
信号関連設備……廃止(スタフと携帯電話で対応)
閉塞管理(信号の代わり)……町役員が代行(事実上無料)
駅係員……町役員(加計)及びJR(可部)が代行。運賃にプラスしてある代行手数料を支払う
経営管理・対外交渉等……沿線自治体、市町村議有志等が代行(事実上無料)。なお、経費削減のため、沿線市町村には鉄道に関しての独立した部・課・係等は置かない
運転手・車掌の研修等……沿線市町村が行なう。鉄道の経費には加えない
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