1998年頃、JR西日本は可部線非電化区間(可部〜三段峡)の廃止計画を表明した。それに伴い、可部線沿線ではさまざまな存続運動が展開されたが、2002年春、JR西日本は廃止届を11月末までに提出することを表明した。その後沿線自治体は第三セクター方式での存続を模索したが、断念。11月末には廃止届を提出し、可部線非電化区間はあと一年の命となった。
以上が可部線問題の概略である。
可部線非電化区間の存続は極めて厳しいものとなってしまったが、「それでも最後の0.1%まで」というのが沿線住民及び可部線愛好者の切実な願いである。そこで、何とか可部線非電化区間を存続できないかといろいろ模索し、「特殊第一セクター方式」と「特殊手動閉塞方式」による可部線非電化区間存続計画を立ててみた。ここにその計画を紹介することとする。
なお、内容的には経営・経済関係のものが多くなっているが、この計画を立てたのは、経済関係のことはせいぜい教養でちょっと習ったくらいの人間である。それ故、随所に問題点等あるものと思われるが、それらについても建設的に見て頂けたら幸いである。 注意 計画の中では、しばしば「町」がいろいろなことを行なうことになっているが、ここで「町」とは、具体的には加計町を想定している。
正直言って、この計画の文章等がきちんとまとめられているとは思わない。かなり読みにくい構成及び文章だと思うが、辛抱して「解読」していただければ幸いである。
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