このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

秋田合宿記

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秋田合宿記

1年E組 小津 伸明

 7月24日・・・。ついにこの日がやってきた。そう、今日から僕は合宿に参加するのだ。行き先は秋田の角館で、そこまでは東京駅から秋田新幹線こまち号で行くことになっていた。

 そこで僕は、大井町駅の京浜東北線の一番線ホームで今野先輩と田中君と待ち合わせ場所を間違えた為に、田中君を置いてきぼりにしてしまったのである。僕もホームに着いた時、今野先輩しかいなかったので、先輩に「待ってみますか?」と言ったのだが、「いいよ。」と言うので電車に乗ることにした。でも僕は、「本当に待たなくていいのかな?」と思った。果たして、東京駅に着いた。待ち合わせ場所には誰も来ていない。とその時、次の電車が入ってきた。ドアが開いて田中君が降りてきた。「ひどいよー。待っていたのにー。」と言っていた。まあ、互いに悪い。

 その後、皆が集まったので新幹線ホームに行き、そこで列車が来るのを待っていた。そして列車が入ってきた。僕達はその列車に乗って秋田を目指した。

 約5時間後、角館に到着した。そこからは徒歩だった。宿は徒歩で20分程の所だった。宿に到着すると、人数ごとに各部屋に分かれ、少し休んでから昼食を食べに行った。僕は、昼食でカレーライスときりたんぽ。初めてきりたんぽを食べた感想は、「甘い」である。その後、青柳家、角館伝承館等を見に行った。その時、ある別の所を見た時、そこには急な階段があり怖かった。

 夕方、角館温泉『花葉館』に行ってお風呂に入った。風呂はとても広く大きく、たくさんの人でにぎわっていた。ところが、僕は体を洗うのに時間がかかり、風呂の中に入れなかった。再び宿に帰り、6時半頃夕食が始まった。僕はご飯を一回おかわりした。味はとても美味しかった。夕食の後は各自が自由に過ごし、打ち合わせをしてから寝た。

 次の日は、7時前に起きてその後朝食だった。写真班は一足早く宿を出ており、宿には居なかった。僕達観光班は8時10分に宿を出て、角館駅に行きそこから秋田新幹線こまち号に乗って田沢湖を目指した。9時頃、田沢湖駅に着き、そこからバスに乗って田沢湖畔に到着した。田沢湖で僕達は高速遊覧船に乗った。スピードはかなり速く、水しぶきが凄かった。船から降りると、再びバスに乗って田沢湖駅に行き、そこからまた秋田新幹線こまち号に乗り、秋田駅を目指した。秋田駅に着き、まず昼食を食べに行った。僕は安長先輩と昼食を食べに行った。ところが、メニューを頼んで一時間たってから頼んだ品が出てきたのだ。これには、イライラ。

 昼食後、秋田の街を散策した。特に展望台からの景色は凄かった。夕方、秋田駅に戻り、17時31分発の秋田新幹線に乗って角館へと戻った。宿へ戻ると、写真班がとっくに戻ってきていた。皆で夕食を食べた後、近くの温泉に入りに行った。そこで飲んだ湯が何とも変な味だった。その後、宿に帰り眠りについた。

 次の日、僕達は三日間お世話になった宿を後にして、角館駅から秋田新幹線こまち号に乗って、盛岡に向かった。盛岡に着くと、そこからコインロッカーに向かって歩き出した。>300円を払ってロッカーに荷物を預けて散策に出た。最初に石川啄木博物館に行った。石川啄木の年表を見て、二十六歳の若さで死ぬとは勿体無いと感じた。博物館の横の店でお土産を買って、タクシーで渋民駅まで行き、そこから東北本線に乗って盛岡まで戻った。盛岡駅の待合室で写真班と合流してから焼き肉を食べに行った。会費1000円ということで、僕は食べまくった。

 再び、盛岡駅の待合室に行き、そこで列車の到着を待った。23時47分に列車が入線した。はくつる号上野行きである。列車に乗り、各自の部屋に向かった。その後は自由に過ごし寝た。

 次の日、列車は東京に近づいていた。支度をして荷物を持ちホームに出た。4日ぶりの東京である。とうとう戻ってきたのである。7月24日から27日までの4日間、色々とハプニングもあったが、無事に終了することが出来たので良かった。