このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

三河線山側「猿投−西中金」間が、
平成15年度を以って廃線となります。
矢作川の鉄橋、力石トンネル、三河御船の桜などなど
山里ムード満点の路線です。
その中でも、貨物取り扱い駅の遺構が残る
「三河広瀬」を模型の題材に。
今回は、駅舎を先行して製作ました。
三河広瀬
CI化された、駅名標。
この看板の務めも、あとわずかです。
木枠の窓枠、板張りの壁。
トタンとシャッターで窓口等は塞がれている晩年の姿。
三河広瀬を出発する
LE30型。
この桜と、LEの組合せも、もう無いでしょう。
基本構造は、こんな感じです。
材料費、数十円。
手間賃????
組んでみると、こんな感じになりました。
屋根の合わせは面倒なもんです。
駅には必須アイテム。
「WC」大切ですよね。
塗装をして、ひさしをつけると雰囲気が変わります。
汚しをして「らしさ」を、アピール(←大げさに)
中の宿直室、出札口も造ってみました。
宿直室は想像で作ってみました。
角度を変えて。
ホーム側から見た図です。
塗装して、地面作って、一気に完成。
駅前のベンチは、実物写真をシールに印刷して貼りました。
縮尺は難しいですが、実感的←当たり前・実物写真だけに。
トイレも塗装して、洗面台と煙突をつけてあります。
中身も作ってありますよ。
「三河広瀬駅」正面。
色合いに不満が・・・。
色の調合って、イメージも絡むんで、なかなか納得いきません。
名鉄バス停を設置してみました。
実際にあったかどうか不明ですが。
広い駅前、未舗装の地面。土煙を出して走り去るバスを、連想してみましょう。
出札口には、各種ポスター、券売機。
外には「東海自然歩道」の案内板を設置。
夏の昼下がり。小渡行きのバスが到着しました。
小渡、笹戸の温泉に向う観光客は、ここで乗り換えです。
こんな、ストーリかな。
一昔前は、貨車の入換、機回しもされていた、三河広瀬。
山から産出された粘土の、積み出しで、
往時は、さぞ賑わった事でしょう。


現在は、土に埋まったレールと、
自転車置場となった貨物線、
草に埋もれた貨物ホームが、当時を偲ばせます。
駅前の味わい深い、タクシー会社、御宿。
挙げたらキリがありませんが、少しづつ模型で残したいですね。
旧き??良き時代を。
H16.1竣工

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