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灯台と青すぎる空 |
マユミの情報によると、灯台にあるアイス屋さんは美味しいという事で、このアイスを食べることも葉書の消印と同じぐらいの 重要ポイントだったのでアイスを買って食べる。坂道をゼエゼエ言いながら上ってきて疲れて食べたアイス なので尚更おいしく感じた。2ドルであった。
灯台での重要ポイントを果たし、満足仕切った私達は来た時とは違うルートから帰ることにした。 「The most easterly point of the Australian Mainland」という看板の元でポーズを決めて 写真を撮り合ったりしながら、高台から下りてきた。ビーチにある見晴台には、沈む夕日を見ようと 人が結構いたので私達も見晴台に上って見ることにした。
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夕暮れにたそがれる |
夕日が沈んだ後の空も、これがまた綺麗で「ちょっと黄昏てる感じの後姿を写真におさめて」 などと注文をつけて写真を撮り合う。
歩き疲れてお腹も空いたのでビーチにあるお店で チップスを買って、地元のオージーらしき若い女の子達の隣で、柵に腰掛けながら食べることにした。 そして暗くなったのでバッパーへ帰ることにした。
夜ご飯を作るためキッチンへ行くと、仲良し日本人軍団が多くを占領状態。 仲良く皆でご飯を作ったりして、同じキッチンを使っているのに挨拶すらせず。 長い間バッパーにいる人達は仲良くなって楽しそうだけど、入ったばかりの者にとっては 言葉が分かるのに、その中には入っていけない雰囲気を感じて、とても居辛い。 他の国の人でも、同じ日本人でも、同じ所に泊まっているなら挨拶ぐらいはするが、 ここはそれすら無い。マユミがいなかったら、もっと居辛かっただろうなーと思いながら 「ああいうものなん?」とマユミに聞くと、ああいう風にグループになっていてもフレンドリーな人もいるけど、ここはそれは無いという事だった。
外のテーブルで、ぎゃ−ぎゃ−騒ぎながらたむろっている日本人軍団の横をそそくさと 通りぬけ、自分達の部屋に帰った。部屋で、「いやぁ、居辛かったなー」と話し、 さっさとシャワーを浴びてくつろいでいると 同じ部屋のカナダ人らしき2人組の女の子が帰って来た。1人は相当酔っている模様。 大丈夫かなーと思っていた途端、「おぇえええー」ゲロゲロゲロー・・・・。 というわけで、酔った女の子、ゴミ箱にもどされました。トイレ行けよ・・・・。 トイレで吐けよ!!!部屋がゲロ臭いぞ!居てられねぇよ!!介抱している女の子が 「ほんとにソーリー!」といった感じで申し訳なさげな顔で謝ってきたので、 「ノーウォーリーズ!!」と笑って(多分ひきつってた)言いながら、大いに問題があるので マユミと共に部屋を出た。
ツアーのパンフレットなどが置いてあるソファーのある場所で、しばらく時間を潰す。 灯台も、見晴台からの眺めも、夕日も、夕暮れ後の海も綺麗なバイロンベイだが、 この仲良し日本人軍団だらけのバッパー、ゲロ臭い部屋、もう嫌ーーー!!!というわけで 明日、私はひとりバイロンベイを出ることに決めた。バイロンベイ1泊で充分。
バイロンベイの近くにあるマリファナの街、ニンビンにも、用は無い。