|  片上方より下り方面を眺めた図。 
下りホームに駅本屋が建つ。 
上りホームへは、この気動車が踏んでいる構内踏切を通って行く。 |  
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 |  右手が駅本屋、左側が機関庫などがある。 
画面右の通信用電柱は国鉄で見られた大きなハエタタキとは違い小柄だ。 
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 |  柵原と同意匠の建築である。 
同様な設計の本屋はこれ以外の駅にもあったので「片上鉄道標準設計」と思われる。 
トタン屋根はベンガラ色に塗られていた。 
玄関軒下には少々凝った装飾がある。玄関右手の外壁には小型の郵便ポスト、左手には飲物の自販機。 |  
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 |  プラットホームは砂利敷きというより石の混じった土である。 
駅名標は木製でかなり背が低いのが特色。 
中央の小屋は便所。こうした「平凡な便所」も今では少なくなった。 
ホーム各所に低木が植えられているのも模型レイアウトの参考になる。 |  
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 |  構内踏切には遮断棹は無く、警報機があるだけ。 
階段を3段上ってホームに至る。 
小さな駅であるが広告看板は盛況である。大手私鉄駅の看板が歯抜けなのとは対照的? 
看板の下にも植栽が配されている。 |  
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 |  駅本屋の下り側に木造の詰所が建っている。 
壁は縦方向の羽目板。窓の建具もアルミ建材など使わずに好ましい。 
これは駅員か乗務員の宿泊所のようであった。 
傍らの桜の木の配置もよい。 |  
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 |  こちらは上り方の詰所である。 
残念ながら入り口や窓はアルミ建具に交換されていた。 
壁の裾が雨で跳ねた土で白くなっている。 |  
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 |  木造の貨物上屋をもつ専用ホーム。 
この頃は貨物上屋というより駐車場所として使われていた。 
盛時は貨物が山と盛られたのであろう。 |  
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 |  トタン板を打ち付けた機関車1輛分の機関庫。 
扉には「安全第一」とペンキで書かれる。 
左手にも車庫があるが、そちらは長さがあり箱物用とみられる。 |  
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 |  ワムが留置されていた。 
ご覧のように国鉄ワム80000の払い下げである。 
塗装色もそのままであるが、形式はワム1800になっている。 |  
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 |  奥の山に柵原の鉱山がある。 
こうして眺めると小さな駅とはいえ構内は広々としている。 
穏やかな晴天の下、貨車が2輛ポツンと置かれていた。 |  
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