このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
港町室津を訪ねて ![]() ![]() 駅から南に向かう商店街というほどに賑やかな通りではないのだが、いちおう、そういう通りがあって、そこを行くと、もと網干銀行本店だった建物が洋品店タケダとして残っていた。大正5年頃に建てられた建物だそうで、現在、姫路市の都市景観重要建築物に指定されている。 ![]() さて、山陽網干駅前からバスで室津に向かおう。国道250号線を行く。揖保川、その分流の中川を渡ると、御津町で綾部山梅林で名高い。岩見の集落を出ると海岸沿いに出る。海岸べりまで山が迫り、七曲りというくねくね道ながら高見を走るので、沖合に見える家島群島の眺めなど、なかなかいい。 山陽網干駅前から20分ほど、室津のバス停で降りて町並みを港の方へ下る。山が迫った狭い場所に建物がひしめいて建ってるところなど、なかなか情緒がある。しかし、残念ながら古い建物がほとんど残っておらず、すこし期待はずれ。 ![]() 「室津海駅館」は、バス停から港への狭い道を下ったところにある。廻船問屋「嶋屋」だった建物で、廻船関係や参勤交代、朝鮮通信使といった瀬戸内海の港町・海の宿駅に関係付けた資料を展示している。 ![]() 漁船が係留されている室津港などなかなか風情のある情景なのだが、これに古い建物がもっと残っておれば、立派な観光資源として脚光をあびたことだろう。いくぶん、修景した建物を並べてみても、本陣跡とかの石碑が残るだけでは寂しい。 城下町姫路を訪ねて ![]() 姫路城周辺には、市立美術館や県立歴史博物館があって、姫路駅前からお城の周りをぐるっと回る「城周辺観光ループバス」というのが1乗車100円で週末・祝日に走っている。300円の1日乗車券もあって、観光施設の割引が受けられる特典もあって、神姫バスの窓口で購入しようとすると、きょうは姫路城周辺は大渋滞しているから歩いたほうが早いですよ、と教えられる。 姫路城の北側の姫山公園では多くの人たちが桜の木の下で花見の宴。三の丸広場に行くと、こちらも、どっと人がくり出し観桜のイベントが盛大に行われていた。 今日は「しろの日」とかで、姫路城をはじめ美術館などの施設は無料開放されている。姫路城内では、武蔵が幽閉されていたと伝えられる「開かずの間」が特別公開されており、無料ということもあって見学者の列が長々と延びているのだった。 ![]() 北館は姫路を中心にした播磨ゆかりの文人、作家の紹介。展示スペースは1、2階が当てられているが、限られたスペースに多くの人を紹介し過ぎのような感じ。 南館に司馬遼太郎記念室と図書館などがある。空間的にはおもしろい建物だと思ったが、2階には空きスペースがあったりもし、建物を活かしきれてない感じ。 ![]() 常設展示室では兵庫の歴史を原始から近現代まで紹介している。今年のNHK大河ドラマは宮本武蔵が主人公。播磨地方はゆかりの地ということもあり、それを受けた「武蔵」関係の資料も並べられていた。 ![]() ![]() |
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