このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


 第3日目 

シラクーサへの道のりはたのし

空が青いぜっ! SIRACUSAはもう夜 HOTEL FORTE AGIP


* 空が青いぜっ! *

天気は上々 気分も上々!

お祭りのため規制だらけのAGRIGENTOを抜け、目指すはSIRACUSAだ!
ちょうど旅に出る前に行われていた旅行博でイタリア観光局の方からいただいた地図をチェックして出発進行!

 

◆海岸線の町、LICATA

町はごく普通で見るべきところもないような雰囲気だけど、浜辺に出られる場所を発見!

さっそく浜辺にいき、海を眺めながらぼーっと過ごす私たち…。

やけにたくさん浜辺に釣竿がささってるけど人は少ない。

唯一見つけたおじさんのバケツをのぞいたけど、〝坊主〟だった。

なんだか、のんびりしていていいなあ…

 

ひとしきりぼーっとして、次の地図チェックポイント「GELA」へ向かって車を走らせようとしたら……

 

「なんてえこったい、ホテルにパスポート忘れてきちゃったよ!!」

あわててアグリジェントへ後戻り。

 

♪ 車は走るよ AGRIGENTOへ(涙) ♪

 

「おー、君たち、アグリジェントの祭りは楽しかったですかぁ〜?」

(フロントのおじさんは、私たちがパスポートを預けてアグリジェントの祭りに行っていたと思い込んでいた。

そりゃそうだよなあ。)

 パスポート忘れて戻ってきたとも言いにくく、思わず笑ってごまかす3人。

 

パスポートね、ここにありまーっす!どうぞ」

 いそいで受け取り、ふたたび車はSIRACUSAへ向かうのだった…  

 

さて気がつくとお日様はもうずいぶん頭の上のほう。

ただいま13:18。現在 気温17.0℃ (車に乗ってると顔があついっ)

2月の気温とは思えない暑さだよ…。

 

◆CALTAGIRONE

今回のシチリア旅行のバイブル、FIGARO『シチリア特集』で「陶器の町」として美しい写真が紹介されていた、カルタジローネ。

その写真をひとめ見たときから、「ここに行ってみたい!」と思っていた。

 

町に侵入してみると、とにかく細いくねくねとした道だらけ。

もう、どこがそこやらさっぱりわからなくなってしまう。

「あの写真の陶器で飾られた階段はどこにあるんだろう…」

 

 


すっかり途方にくれた私たちに神様が微笑んだ!

 

「あれ? ここってもしかして…」

おーっ! なんとここは目指していた階段の上ではないか!

マジョルカ焼きのタイルに彩られた何と140段以上というすばらしいモザイクの大階段。

まずは一気に駆け下りて、下から眺めてみる。

す、すごい…。

とにかくそのひとことに尽きるよ。

まさに、多少むりしても、苦労しても絶対に行く価値あり!

 

でも、さすがにこれだけの段数があると、上り下りがつら〜いっ
(わたしゃ すっかりばあさんだよ)

 

階段の左右にはずらっと陶器のお土産物やさんが並んでいるのだけれど、時間が悪かったのか(ちょうどシエスタタイム)曜日が悪かったのか(日曜日)どこもシャッターが閉まったまま。

名物の陶器製品を買おうと思ってたのにー!!!!

 

あーーー、残念無念。

 

※いまひとつ天気が悪かったのとそれ以上に腕が悪かったため、イメージを伝える写真が撮れませんでした(涙
「IL VENTO」さんに掲載されていた写真がとてもきれいだったので、ここでご紹介させていただきます。

 

◆VIZZINI&PALAZZOLO

続いて到着したのはVIZZINIという町。

どうやら2月の第一週は各地でCarnevale(カーニバル)が行なわれるらしく、VIZZINIもいたるところにピエロなどの電飾の飾られている。

どれもすっごくきれいで見ているとワクワクしてくるけれど、そこら中が通行止めになっててたいへんっ。

 

「標識はまっすぐっていってるよ」

「でも、通行止めだよ」

「みんな右に曲がってくから、ついてってみよう!」

「げげっ、ここどこ?」

もはや地図は役に立たず、”勘で勝負”で車を進めるしかないよ。

 

とかなんとかいいながら車を走らせ、何とかPALAZZOLOまでたどりついた。

と、そこに現れた怪しげな乗り物。

 

「おぉーっ! あ、あれはなに?」

「お祭りの山車だよっ!」

「ちょっと、あれってピンクパンサー?」

「ピンクパンサーおやじの集団だぁ〜!!」

 

ぎょぎょぎょぎょぎょ 。。。。。。。インパクト強すぎ
あまりの衝撃にカメラを構えるのが遅れ、中途半端な写真しか撮れなかった(涙

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* SIRACUSAはもう夜 *

そしてやっとSIRACUSAたどりついたときは、もうすっかり日が暮れていた。。。。。。

 

さっそく〝うわさのデートスポット〟Fonte Aretusa(アルトゥーザの泉)へ。

「なんか、ちょっとちゃっちいね…」

「でも、ほら写真でみた白鳥がいるじゃん…」

 

泉にはちょっとがっかりしたけれど、とりあえず町はムーディーな雰囲気が漂ってて、す・て・き。

「なんといっても道が広くってわかりやすいよ〜」

「ねぇ〜、お腹空いた〜!!」

私たちって何てムーディーな雰囲気に弱いの〜(意味がちがうって)

というわけで食べ物食べ物っ

 

「ねえねえ、あれなんだろ?人が集まってなんか食べてる」

「ほんとだ。ちょっと見にいってみない?」

……それは一軒(一台っていうほうが正しいかも)の大型トラックを利用した夜店のサンドイッチ屋台であった。。。

 

「え、えくすきゅーずみー」

「????」

やばいっ。英語が通じないっ。

「どうしよう。なんて言ったらサンドイッチ作ってもらえるんだろ?」

(当時 〝パニーニ〟なんてものは日本ではまったくしられていななかった)

 

「ね〜、でもこれパンだよね」

と、そこに割り込む屋台のお兄さん。

「Si〜、PANINI!!」

なんかよくわかんないけど、〝目と目が合ったらお友達〟状態で気づいたらパニーニを手にしてた。

 

う〜ん、これがまた安くっておいしいっ!

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* HOTEL FORTE AGIP *

こってホントに4ツ星ホテルなの?

 

いかにもアメリカ系ビジネスホテルといった雰囲気が漂っているこの微妙さ。

なんか納得できない…

多くを語るのはやめとこう。

それにしても部屋が寒い…。


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