さてさて、ついにやってきました。
DUOMOはもうすぐ目の前。 「なんか、いきなり広場にポーンと建ってるんだねえ。」 交差点の真ん中に建ってる交番のような雰囲気を感じたのは私だけ・・・・・・?? でも、建物自体はほんとに見事! さすがに500年もの歳月をかけただけのことはある。 「おぉ〜〜〜」 思わず口をぽかんと開けたまま立ち尽くすちょっと変な3人組。 なにはともあれ、中へ行ってみよう! というわけで、さっそく教会の中へ。。。。。。 す、すごい!
なにがって、ステンドグラス。 正面、左右と連なっているそれは、窓一面でひとつの絵を形作るものもあれば、1枚1枚が異なる絵柄(聖書の物語を表しているらしい)のものもある。 いずれも口をぽかんと開けてただただ見ているだけ〜というようなシロモノ。(素晴らしいってことです) 色彩もとても鮮やかだけれど、色調が抑えられて落ち着いていて無意味な派手さはない。 ほんとは絵に描きたいところだけれど、とてもとても私のウデでは無理なので写真をそっと撮ってみた(教会なので遠慮気味)。 観光名所という印象は確かに強いけれど、ここはあくまでも教会なんだから、ということでおとなしく内部を鑑賞。 わたしはちかちゃんといっしょに中の長椅子にこしかけてひとやすみ。 と、いきなり隣におばちゃんが。。。。。。 「@¥**&$$%。。。」 な、な、な、なんだぁ? いきなり話しかけてきたぞ。 でも、さっぱりわかんない。早口のイタリア語だ。 「の、の、かぴーすこ」(わかりませんと言ってみた) おかまいなしに話しかけてくるおばちゃん。 とにかくぺらぺらぺらぺらしゃべる しゃべる。 仕方ないのでペンと紙を差し出してみた。 さらさらっと彼女がそこに書いたのは・・・・・どうやらおばちゃんの住所らしい。 「なんか住所教えろって言ってるみたい。」 「。。。うん。なんか手紙ほしいみたいだね」 “お得意”の身振り手振りで「もしかして手紙欲しいの?」と言ってみる。(はたして伝わってるのか??) おばちゃんは、にか〜っとうなづいた。 そして今度は 「自分はPADOVAってとこに住んでるんだけど、今度イタリアに来ることがあったら遊びにいらっしゃいね〜」(予想) と言い残し、にこにこ手を振りながら嵐のように私たちの前から去っていったのであった。。。 い、いったい何だったんだ?? ・・・ちなみにこのおばちゃんに日本から絵葉書を出してみたところ、ちゃんと返事が来ました。中身は英語とイタリア語。どうやら彼女は絵葉書コレクターだったらしい。。。 さて、それではついについに上へ登ってみることにしましょうか(かなり不安)
まずは入り口で6,000リラ払って出発。 ひたすら、ひたすら、ひたすら 螺旋状の階段をのぼる。のぼる。のぼる。。。。 そこは降りてくる人とすれ違うのがやっと、というくらいのせまさ。 とにかく ぐるぐるぐるぐる何度か死にそうになって、足が動かなくなって、このまま私はここでミイラになってしまうのでは・・・という気持ちになったところで やっと頂上に到着。 わたしゃ、ホントに死にそうだよ。(かなり体力不足)
もっとも、そこは正しくは〝頂上の手前〟。 ここから屋根を伝うようにして中央部に向かい、20段ほどの急階段を登ったところがてっぺんだった。
そこはホントに「屋根の上〜」という感じ。 見晴らしもよくって気持ちいいけど、ちょっと怖い。 ここから自殺する人もいるっていうけど、なんだか妙に納得。 というか、その気はなくても吸い込まれていっちゃいそう。。。 それにしても日本人がいっぱい。
しかもみんなとっても楽しそうで元気いっぱいだぁ〜(私とは違う トホホ) いよいよ旅もあと一日。 ほんとにちゃんと日本まで帰れるのかなあ・・・・・・(ちょっと心配) 「リコンファームOKだからだいじょうぶだよ」(byちかちゃん) |