このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
青春18切符とは
18歳未満の青春真っ只中の人が使えるきっぷ…
ではなく年齢制限はありません。
一言でいうと『JR全線乗車可能の一日乗車券』が『5回分』のキップです。
但し、『新幹線・特急・急行・寝台列車とグリーン車』に乗れません。
JRバスや第三セクタにも乗れません。
各駅停車・普通・快速・区間快速・新快速・特別快速等、乗車券のみで乗れる列車と、
普通指定席と座席店員制のライナーには別途指定席券またはライナー券を購入すれば利用できます。
列車以外は乗れないのか?と思ってもオマケとして『宮島航路』に乗れるんですけどココでは説明を省きます…
価格は5回(人)で11500円です。1回当たり2300円ですね。(切り離せない切符一枚で発券されます。)
一人で使えば1日間×5回使える切符です。
5人で使う事も出来ますが、その場合は5名同一行動でないといけません。
但し、5人のうち数名が使わない状態ならば残りで同一行動ならば使えます。
当然2名同一行動で2回分も利用可能ですので、往復すれば4回使う事になります。
ポピュラーなのはJRのみどりの窓口で口頭で『18キップください』と言えば買えます。
毎日買えるわけではなく長期の休み『春休み・夏休み・冬休み』にあわせて発売されます。 当然ですが設定された期間に使い切る必要があります。
5回も要らない!と言う方は金券ショップで都合のいい残り回数分を手に入れるなり、逆に売るなりすればよいです。
ルールとして以下の点を良く読んでください。
・0:00を過ぎたはじめの駅から有効
・23:59を過ぎて始めて止まる駅まで有効
・大都市近郊区間においては終電まで有効
例を出しましょう…
・東京23:57発豊田行という中央線最終を利用する場合。
その日は丸一日使って帰ろうしています。
この場合、『御茶ノ水』で0:01となり無効…となるはずですが三番目のルールにより豊田まで帰る事が出来ます。
・東京23:43発大垣行という快速を利用する場合。
この列車は横浜駅で0:10となります。が、この列車の終着駅は岐阜県の大垣です。
この場合、三番目のルールではなく1番目のルールを使います。
東京→横浜の450円区間という乗車券と18キップを車掌に見せれば終点まで利用できるわけです。
・博多20:53発京都行という快速を利用する場合。
この列車は岡山で0:00をまたぎます…
この場合は黙って2回分を使いましょう。指定席券込みで博多=京都を5110円で利用できるんです。
お得ですよね???
・東京22:15発仙台行という快速を利用する場合。
この列車大宮を23:48に発車した後、次に止まるのは郡山駅で4:12です。
と言う事で東京→郡山の乗車券と18キップを車掌に見せれば…当然利用できます。
しかし実は、東京→郡山の乗車券は18キップ1回分よりも高いのです。
では2回使えば…ですが、この場合は逆に郡山まで18キップを使いましょう。
郡山4:12着ですが2番目のルールに乗っ取り郡山→仙台の乗車券と18キップで問題なく使えるわけです。
ここで言う『使う』とは3種類あります。
・改札から入る時に有人改札で日付入りの印を押してもらう
・車内検札でそれまで使っていた乗車券(又は前日利用していた18キップ)を提示し翌日の日付の印を押してもらう
・下車時に上の車内検札がこなかった旨を言い改札で押してもらう
手馴れたもので駅員はさほど悩む事なく押してくれます。
ですが出来るだけ3番目の方法は使わない方が望ましいです。
でも正直『習うより慣れよ』…かな?使いこなせばもっとも安価な移動手段になりえますからね…
その気になれば東京→博多が3250円と言う破格な料金で行けてしまうんですから…(24時間電車乗りっぱなしになりますけど…)
今考えるとこのホームページはこのページがメインか?なんて思ってしまいますが…
あなたなりのルートをぜひ発見してみてください
近日『普通列車の限界』と言うツールをアップする予定です…
自分の都合でルート検索…それが目標ですが…下手したら今冬になってしまうかもなぁ…
仕事が軽くなる事を皆さん祈っていてくださいね…
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